テレビ内蔵の番組表、キーワード検索であっさり拾える利便性。録画予約しておいたが、まだ起きていたのでそのまま見た。本当にボクシングを見たいと思えば、やはり有料放送が必要になってくるのだろう。
牛若丸あきべぇvs上石剛
前回派手なK.O.負けを食らったあきべぇの再起戦。対戦相手は、戦績の数字だけ見ると格下のようだけれども。試合開始から激しい打ち合い。ややあきべぇ優勢か。と、思っていたら上石のナイスな左があきべぇの顔面をヒット! 形勢逆転、上石の猛攻。ダウンかと思われるスリップを挟んで気持ちいい連打。スタンディング・ダウンとるのかと思ったが、レフェリーが離れて妙な間ができる。いつだったか、あきべぇがほぼ背を向けた選手に後ろから一撃食らわせたことあったと思うけど、それを思い出した(今回はあきべぇ前向いてた)。その隙をついて(まあ、もう、ずいぶん前の段階からあきべぇはふらふらしてたわけだけど)、上石が右一撃、パンチ、パンチでようやくレフェリー・ストップ。見事な勝利。あきべぇはK.O.連敗でこの先どうなるのか。連続ノックアウト記録には疑問視もあるが、完全な作り物という話でもないようなので、とりあえず名前をどうにかしたらどうだろうか。関連______________________
- http://boxon.jp/news/002867.php
- http://www.boxnews.net/column/column05.htm……知らなかったが、スタンディング・ダウンというのはルール上「無い」のか。この試合も「とっととダウン取ればいいのに」と思っていたが、それはルール上ありえず、立っていて試合を止めるとなると、即座にTKO。それゆえに、レフェリーが止めづらく、ちょっと遅いように見えたのだろうか。
- http://d.hatena.ne.jp/goldhead/20070918#p2(あきべぇvsファルカド・バキロフ)
- http://d.hatena.ne.jp/goldhead/20071207#p1(あきべぇvs湯場忠志)……湯場さんも陥落したんだってなあ。
サーシャ・バクティンvs本田秀伸
左の速射砲サーシャ・バクティン。名前ばかりよく知っていたが、試合をしっかり見たかどうか。対する本田選手の名前も見覚えがあり、門外漢が見覚えあるということは実力者のはず。とはいえ、試合はサーシャに釘付け。なんというか、かっこいいね、トランクスのデザインから何から。高速の左で機先を制し、飛び込んで強烈な右のボデー。時折振り下ろす右も怖い。ともかく、速いね、速すぎる。本田もベテランらしく、一方的にやられることなくいろいろ動きを変え、また、コーナーに追い詰められながらも、身を丸めた妙なディフェンスなど見せる(手を出さないので止められはしないか、という戦法。が、目は死んでないし動いてるしな)。が、しかし攻め手に欠いて、最後は掟破りの(?)逆ワンツーで倒れる。これは強い……のではないでしょうか。よくわからないが、素人なりにエドウィン・バレロやホルヘ・リナレスと同じだ、って思った。しかし、この試合長く見られてよかった(3Rからだったけど)。放送上はあきべぇメーンだっただけに、上石選手に感謝したい。関連______________________
- http://boxon.jp/news/002869.php
- http://d.hatena.ne.jp/goldhead/20060308#p4……事件で名前を知ったのは仕方ないことよ。
- http://d.hatena.ne.jp/goldhead/20071019#p3……やがて長谷川穂積とやる、なんてこともあるんだろうか。ようわからん。