三連単ってそんなにええのんか?

 JRAは30日、大阪市内で定例記者会見を開き、これまで後半4レースに限定していた3連単を夏季競馬(今月19日〜9月7日、計16日間)では全レースで発売すると発表した。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2008/07/01/01.html

 馬券を買う側としては、選択肢が多ければ多いほどいい。歓迎しないではない。ただ、JRAが目指す売り上げアップに繋がるのかどうかはよくわからん。いつだったか、どこのどなたが書いたものか忘れてしまったので恐縮だけれども、三連単のような的中率の低い券種が中心になると、「回収→再投資」の流れが出来にくくなるんじゃないかという推測もあって、俺はどうもそちらになるような気がするのだ。
 で、俺はといえば、三連単は半分以上宝くじ的、お祭り的、イベント的な馬券と捉えていて、G1レースで買うか、最終レースの起死回生に買う(生きた試しはない)くらいのもの。馬連のシェアが高い。しかしまあ、世間の三連単のシェアを考えたら、多点数買い=出費増大を恐れる貧乏人の馬券下手は少ないのかもしれない。
 いや、でも、たとえば競馬初心者が軽い気持ちで六十点六千円とか買えないぜ。G1でも平場でもだ。メイクデビューとかいうしょうもない初心者対策するくらいなら、もっと馬券の買い方を、モデルケースをレクチャーしろよ。ああ、そうだ、俺にも教えてくれ。頼むから誰か俺に効率的な馬券の買い方を教えてくれ。単複勝負が一番効率的、とかストイックなのは却下させてくれ。頼むから俺を金持ちにしてくれ。老いないよう、病まないよう、死なないようにしてくれ。シャーリプトラよ、一切の馬券は生ずることなく滅することなく、増えることもなく増えないこともなく、当たることもなく外れることもないとわかってくれ。