2009朝日杯FS

 土曜日は中山を中心に買った。iPhoneによる馬券購入になれてきたので、思わぬレース数、買い目になった。結果、きれいに全滅してしまった。しかし、俺は10万馬券の余裕もあって(生活に余裕があるわけではない)、日曜日も追加入金し、減速することなくアクセルを踏み続けた。結果、2000円ほど浮いた。浮きは2000円にすぎないが、取り返した感は大きい。
 おそらく、今の自分の馬券のポテンシャルというのは、回収率75%を維持できるくらい。土曜で失ったからといって、日曜で取り返せる。それ以上になると気が滅入るが、買わねば取り戻せない。そういうことだ。

 メーンは朝日杯のなんとかいうレースだ。俺は夏を全休していたし、2歳戦線のことがよくわからない。土曜競馬ダイジェストなどを見るに、キングレオポルドという馬が気になる。不利がありながらぶち抜けた感じがすばらしい。ただ、ダビスタではないが「不利があったからぶち抜けた」というようなこと、そういうように見えることもある。ただ、ほかに思いあたることもなく、東スポの一面で清水成駿が推していることも参考にした。さらに、ブラッドバイアスのサイトで推薦されていたのがダイワバーバリアン。キングレオポルドと同じく、米国指向という。
 よくわからないが、たぶん、米国指向的な馬に向くコース、レースなのだろう。とすると、人気馬サイドではエイシンアポロンを入れねばならないだろう。大物感というとよくわからないが、このレースに向くような気はする。
 そして、2強とも目されているローズキングダムとトーセンファントム。上位人気馬、とくに1番人気が安定した成績を残しているレースだ。この2頭を加えて5頭というのが、絞り込んだ結果だった。
 絞り込みというと、当たり前の作業のようではあるが、いつもやっているような気もしない。スッと本命馬が決まると、なにに流すかということで、足し算の思考をするが、一方で、このように絞り込んでしまう場合もある。要するに、確たる本命が思い浮かんでない。
 買い方としては、まず5頭ということで三連複ボックス。トリガミもあるが、うまくいくと少しおいしい。これは押さえだ。さて、本命の馬券はどうしよう? 人気サイドが3頭もいるし、他の2頭も大穴ではない。……と、今、成績表を見て気づいたが、さらに4番人気と5番人気だ。使い慣れたJRA-VANのケータイ版、さらにケータイアプリという環境でなくなり、そのあたりはよくわかっていなかった。まあ、しかし、1人気〜5人気を順番通りに買うことも珍しいし、結果的に当たったのだから悪くない。
 そう、当たった。また三連単を当てた。三連単の買い方は、また我ながら珍しいものだった。最初はローズキングダムとトーセンファントムの折り返しを考えたが、どうもこの2頭がすんなり1、2着という気もしない。そこで、「連に絡むのはローズキングダム」と決め付けた。この馬の成績、一族の安定性。一方で、トーセンファントムは枠も不利だ。よって馬券はローズキングダム頭→他4頭→他4頭、他4頭→ローズキングダム→他4頭。ダイワバーバリアンが頭に来たりすればけっこう付くだろう。本命サイドも押さえているだろう、という馬券。結果、奏功。大当たりではないが十分だった。他は中京のメーン、5人気メイビリーヴから買って馬連中穴など。
 まあともかく、有馬記念前に気落ちせずに済んだ。それはよかった。とはいえ、最初に書いた回収率を考えるのであれば、有馬にだけ比重を置かず、最終週を勝ち抜くという、二日間トータルを考えていこうかとは思う。

追記:なんかよくわからないが、この記事を20日付けでアップしようとして、なかなか上手くいかない。更新されなかったり、2重、3重になったりした。