おめでとう山本昌

男の意地だ!中日・山本昌、最年長200勝

http://www.sanspo.com/baseball/news/080805/bsc0808050434001-n1.htm

 200勝、2000本なんていう数字は“昭和”名球会の勝手な基準ではある。基準ではあるけれども、やはりそれが日本プロ野球界において大きな区切りになっているのは否めない。あとちょっとで200勝/2000本という選手、それも、どうも残す数字が年々低下気味で、いけるかいけないかという選手については、気になって仕方なくなる。最近だと、田中幸雄とか(あと、大崎昭一の1000勝とか)。だから、正直言って、愛するカープの相手となっても、「ここは勝ってくれて構わない」という気になる。そういうわけで、よかった山本昌、おめでとう!
 しかし、これだけ名古屋、中日のイメージの強い山本昌こと山本昌弘、出身校は日大藤沢なのだから鎌倉出身の俺はかなりの地元親近感を抱かざるを得ない。そこのギャップが面白い。ちなみに、地元出身の「地元」がどこまでかというと、たとえば広く、強い横浜市あたりに地元感はなかった(今は横浜市民だけどよ)。では、鎌倉市鎌倉市の高校出身プロというと、鎌学出身の若田部健一、あと松坂世代長田秀一郎。あと、地理的に関係ないところでは、「鎌倉健」投手。甲子園出場時からひそかに応援していたけれど、昨夜伊集院光がラジオで述べていたような結果に。ネットでトライアウトか二軍かの最後の投球の映像を見たが、あれは泣けた……。それはともかく、行動範囲としては、やはり藤沢も入ってきて、日大藤沢(広島の尾形佳紀も大学・社会人を経て)のほかには、藤嶺藤沢とかそのあたり。平塚の平塚学園となると、ちょっと遠い(SMAP中居君の母校。ここから広島に二人入ったけど、大成はしなかったな)。
 あ、山本昌から遠くなりすぎた。まあともかく、あなたほどバッティングフォームとピッチングフォームが似ている(オマケにラジコンのフォームまで似ているらしい)野球選手は稀有だ。これからもやれるだけ頑張ってくれ。