横浜市の中で

 今週のsakusakuは一週間かけて横浜十八区の歌。俺のこの番組に対する最初の印象は、「神奈川のご当地ソングをやる番組」だったので、これは実によかった。
 それに、俺はなんといっても横浜市民だ。中区在住、中区勤務の無職だ。不本意ながらも横浜市民になって二年とか経ったのだ。だから、横浜が十八区で構成されているなどといったことからはじまり、それぞれの区についての知識を学べて万々歳なのである。
 とはいえ、ある程度は横浜に対する土地鑑(犯罪に使えるほど細かなそれではないが)、地元意識といったものも芽生えている。それを確認した。すなわち、映像を見て、「ああここ、ここ」といった印象。「中区以外はハマじゃねえ」とは言わないが、ともかく元町、中華街、ハマスタをかすって毎日徒歩通勤しているのだから、中区はそれなりにいける。あとは、本来のホームであった大船に近い栄区、個人的な事情があって港南区、仕事の関係もあって旭区あたりはなんとなく、わかるあたりが多い。ただ、緑区泉区瀬谷区となると、かなり弱い。市東に強く、市西に弱い。
 この傾向は、神奈川県に対するそれと同じかもしれない。言うまでもなく鎌倉、藤沢は地元意識あるし、逗子もそれなりに。で、横浜に、横須賀から三浦半島にかけても、なんとなくそれなりに。でも、県央(厚木、伊勢原、平塚など)となるととたんに怪しくなり、県西となるともう「神奈川?」という意識になる(県西差別かしらん。ごめんなさい。ただ、県西のある役場から「同じ神奈川県の○○町ですが」と電話がかかってきたことがある)。
 というわけで、今後とも横浜や神奈川について学んでいきたいと思う所存なのである(しかし、俺などはこう、それなり神奈川、横浜オッケーだけど、奈良人の中村優さんなどはどう思って聴いているんだろう?やはり学級委員らしく、学ぶ姿勢なのかもしれない)。まあ、いずれにせよ表彰はされないけどな、G30!