雨の中、伊勢佐木町へ

 自転車に空気入れようとしたら、後輪、キャップ外しただけでプシューと音。嫌な予感しつつも、空気入れ終えて空気入れの針先抜けば、情けなく抜けつづけるゴム臭い空気、ぺしゃんこになるタイヤ。おそらくパンクではなく、虫ゴムあたりの異変。

 虫ゴムといえば、六月頃に前後共にリフレッシュさせたのだっけ。でも、それが逆効果だったのだろうか……。それでこの一週間はすべて徒歩出勤。歩く速度だからあんなことこんなことなどつらつら考えることできておもしろいが、やはり百円かそこらで戻せる自転車を戻さず、社の駐車場で腐らせていくのももったいない。
 ということで、電車で関内まで出てダイソーへ。しかし、ダイソーで前に買えたような虫ゴム付近のセットがない。ただ、パンク修理応急セットの中に、二本だけゴムがあった。破損といえば金具部分でなくゴムだろうから、それを買う。
 そしてブックオフへ行き、金もないのに(これはもう、百円ショップでもびびるくらいに)五百円で三冊文庫を購入。田村隆一の詩集、山本容子の版画の入ったやつが、自費出版が多数を占めると思われる詩集コーナーの中に埋もれていて、高くて買えなかったが、そのまま埋もれていてくれることを願う。ブックオフ、店内模様替えしていて、地下のゲームコーナーが撤廃されて一階に縮小移転していた。

ぼくの航海日誌

ぼくの航海日誌

 外はかなりの雨。会社に来て、自転車のタイヤは面倒だからまた今度にして、クラリチン(のゾロ)を持って帰る。それだけ。