◆所英男vs山本篤
山本のジャブやすやすと入る。途中から所、打撃でいいところがあったものの寝技勝負。しかし、山本うまく対応。最後のクラッチ対腕ひしぎの対決は面白かったが。
◆メルヴィン・マヌーフvsゲガール・ムサシ
終わってみれば、マヌーフ特攻した方がよかったんじゃないかという。でも、ムサシはそれにも対応しそうな強さ。これはすごいな。
◆青木真也vsトッド・ムーア
ムーアの妙なテキサスキャラがおもしろい。試合の方は、あっという間に青木が片づけてしまった。
◆秋山成勲vs外岡真徳
「よしひろ」って読むんだったか。秋山をヒールキャラとして売っていこうというところらしいが、秋山のつまらんところは、弱い相手としかやらんところも大きい。今回もしかり。しょうもない。でも、まぐれ当たりねえのかとか期待したくなるよな。でも、いやらしく寝技で一本。決められるのに決めないところがあるでしょ、秋山。そこが嫌い。ずっと。
◆船木将勝vsミノワマン
足関節の差し合いから船木の勝ち。俺ですら名前を知っている有名な船木ですら工事現場で働かざるを得ないということがあるのだろうか、などということが気になった。
◆ホナウド・ジャカレイvsゲガール・ムサシ
ロナルドさんとジェラードさんの決勝戦。ぜんぜん詳しくない俺にも、これは楽しみと思える試合。樣子見から超低空タックルで寝技に持ち込むジャカレイ。しかし、これをうまく逃れて、下からのカウンターキック一閃、K.O! こんなの見たことない。でも、二発強いの下から出してるし、アクシデントではないぜ。いや、いいものを見た。でも、もっと見たかったとも。
◆セルゲイ・ハリトーノフvsジミー・アンブリッツ
マイティ・モー欠場。でも、テレビじゃそういうこといっさい言わないのな。で、ハリトーノフ好きとしては、スコーンと決めてほしいところ。が、アンブリッツなんかいい! 須藤元気に同意。しかし、筋肉が邪魔でガードが上がらないってマジか? 腕上げてるだけで疲れるって、人体の神秘。しかし、このハリトーノフのノーリアクション、いいぜ。実力差ありすぎてしょうもないけど、これはおもしろかった。
◆ミルコ・クロコップvsアリスター・オーフレイム
注目の一戦……アリスター優勢。しかし、流血は肘か? ともかくアリスター優勢。が、冷静に仕留めることできず、金的などなってしまってノー・コンテスト。なんとなくしまりのない終わり方に……。しかし、ミルコに勝てそうな雰囲気がなかったのが残念。
まあなんというか、ひさびさに総合格闘技の放送を見たように思うけど、それなりに楽しかった。が、すげえ楽しかった、というところまではいかない。実力差がありすぎる試合と、ちょっとアクシデント気味の終わり方とかな。あと、もうちょっと色物を用意してもいいように思えたが、そういうものでもないか。