みんなケータイをクニクニさせながら野球すればいーじゃん

大会本部によると、この選手は23日夜、対戦校について「変な顔のやつばっか、笑 昭和くさい」などと書き込んだ。

http://www.asahi.com/national/update/0330/OSK200903300037.html

 高校野球というと軍靴の足音が聞こえてくる高らかな喇叭の響き、若人の行進、丸坊主ゲンコツファック一千本、まさに昭和の誉れ、菊の花といったところであることに異論のあるやつは意地汚いお尻に淫らな懲罰が待っているわけですけれども、さすがに今時の高校生ともなればケータイくらい使えるというのは近未来、この東京墓場、都市鉱山、当たり前田のクラッカーと言わざるをえない。ところで宮城って何県にあんの?
 而して、このような事件を憂えるのは新聞社である。が、今、新聞というメディアは危急存亡の秋、このまま紙媒体の繊維クズにまみれて、トイレットペーパーと等価交換される原始社会の憂鬱、肛門の友達、そんなことではいいのかというのが彼らの危機感であり、また文明文化というもののあり方を鑑みるに、決して私たち市民ひとりひとりの権力に対する有りようを問われていることは言うまでもない。
 そこで、逆手に取って逆関節、「折れ折れコール」の残酷さ、いわばメディア・ミックスというと軽々しい、いかにも軽々しいが、新聞にとって必要とされるのはまさにディジタルに移行するマインドのエクソダスであって、いっさいの保守主義はケツバットで妥当されるのが有意義であって、むしろ新聞社のサイトで高校球児たちの汗臭く、生臭い、パンパンに膨れあがった自意識と妄想を養分に、花開く菊花の大輪、桜の散り際、イチローのように試合前、上がりきったテンション、春と夏の甲子園から、あなたの黒光りするケータイに送りつける、そんな仕組みが時代のニーズである。
 すなわち、相手高校を誹謗中傷陵辱放置するなどもってのほかだが、球児たちのむき出しの思いを先生に熱くぶつければいいということなのである。先生を受胎させる会。新聞社が推奨。いや、今は平成であって汗臭さなどは御法度、御法度。もっとケータイ小説のように、余白の余韻が大切なのである。顔文字を使ってラヴリーさをアッピールすることも肝要と言おうと思えば言える。たとえば、こんな風に。

良くなかったですね(^_^;)





でも球は走ってたし、変化球も良いのがあったからまだ良かったかな。







自分でどうすれば良くなるかわかってるので







ご心配なく(^^)

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 ……って、ダルさんマジ、半端ねーッス! やはり、甲子園で名を馳せた投手というものは、持っているものが違う。未来への道を、チーズ・ケーキを切るように切り開いてしまう。切られたほうは気づいていないのだから大変である。それこそが、野球道の侍の極意であって、この日本野球、あと四年は大きな顔をさせてもらおうと、そういう次第である。カストロ見てる−?

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