ラノベと俺
俺、三十年生きてきて、ラノベ、ライトノベルを読んだことなかった。俺、中学〜高校のあたり、中二病とでもいうのかな、「ラノベなんて幼稚だ」って、いや、違うな、もっとすごい、「フィクションなんて幼稚だ」って、そんな思いにとらわれていて、つまりは小説というものをほとんど読まず、新書ばっかり読んでいたと思う。![f:id:goldhead:20090113100312j:image:left f:id:goldhead:20090113100312j:image:left](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/g/goldhead/20090113/20090113100312.jpg)
とはいえ、厳密に読んだことあるのかどうかといえば、あるのかもしれない。あれやこれやはラノベなのかもしれない。でも、違うかもしれない。そのあたりはよくわからん。いや、具体的には銀英伝とか、御大のガンダム小説とかはどうなんだろって。まあ、いいや、そのあたりは、門外漢がジャンルの境界線に興味をしょうがない。
それで『涼宮ハルヒの憂鬱』買ったんだけれども
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でもさー、ひょいって読み始めたら、あんた、これがもうスイスイ、スイスイ、読みやすいったらありゃしねー。滑るようにどんどん進んでく。これすげー。それで、なんか一気に読み終わって、これがライトなのかー、みたいに思った。
で、なんでそんなに読みやすいんだ? って思って、字が大きかったりすんのかと思って、転がってた『チャンピオンたちの朝食』と比べても、たいしてかわんねーし、でも、ひょっとしたらヴォネガットはラノベかもしれねーけど、でも、ともかく、ジャンル分けわかんねーけど、なんか文章で読みやすいってテクニックというか、そんなら、それすげーって思ったりした。
ああ、でも、あれだ、これを忠実にアニメ化したもんを先に観てるわけだから、そのあたりがあんのかなー。ああ、そうか、あの回の最後、なんでこんなに〆てんのかって思ったら、この一冊の終わりあたりだったんか。
えーと、そういうわけで、とりあえず『涼宮ハルヒ』のシリーズは買うと思う。古本だけれども。で、なんかわかんねーけど、まあ今後ラノベ読みまくりになるかもしれないし、そう考えると、ブックオフとかのあの本棚どーんって、なんかまた読む対象かと思うと、それはたいへんだけど、それはそれでいいじゃねーかなー。そんじゃー。