野村カープが史上最強のドラフト補強に成功したらしい。

 野村カープが史上最強のドラフト補強に成功した。野村謙二郎新監督(43)が就任した広島は、1位でセンバツ優勝の今村猛投手(長崎・清峰)、2位に夏の選手権優勝の堂林翔太投手(愛知・中京大中京)を指名。甲子園春夏優勝のエース2人を同一球団が指名したのは史上初のこと。

野村広島ドラフト史上初の豊漁/ドラフト - ドラフト会議2009 - プロ野球 : nikkansports.com

 昨日のドラフト会議、ブラウザに速報サイトを表示させて見ていますと、なんとカープが春夏の甲子園優勝投手を、一人は野手としてですが、獲得するというすさまじい結果になったのでありまして、このような有望注目株を獲るなどというのは、いつの日か河内貴哉を引き当てたとき以来ではないかなどと思うのですが、ともかく、なにやらこういった選手が入るということは、チームにとってよい刺激にもなるでしょうし、先が楽しみでなりません。

まあ、許してくれ。俺はもう、現役カープファンは降りた。地上波放送が少ない、横浜スタジアムに行く金がない、などというおためごかしはもうやめよう。

江藤智の引退/さらば赤ヘル、ビッグレッドマシーン - 関内関外日記(跡地)

広島6位指名の王子製紙川口盛外投手(24)は静岡高時代は3年夏に甲子園に出場したものの、肩の故障で早大では準硬式でプレー。社会人になって改めて硬式球を握り、悲願のプロ指名を受けた根性男だ。

http://www.daily.co.jp/baseball/carp/2009/10/30/0002479845.shtml

 上位ばかりでなく、下位にもこの川口のような準硬式あがりという苦労人もフォローしていますし、こういったあたりから雑草魂的な鯉の滝登り的な出世を見せてくれないものかと思わずにはおられないのであります。

正直にいって、新井が去ったときの、冷めた心がなかなか戻らない。もう、身を入れて応援するほどの、熱がないんだ。

7歳上の兄・永川勝浩カープ不動の守護神。その背中を追いかけ小学校3年から「三次少年野球クラブ」で野球を始めた。いつか同じ舞台で戦いたい。夢の入り口まではたどり着いた。
 「早く支配下登録されて1軍に上がって、兄弟リレーが実現できればと思います」

http://www.daily.co.jp/baseball/carp/2009/10/30/0002479846.shtml

 さらには、噂になっていた永川弟こと永川光浩投手も獲得し、「広島の内野が新井兄弟と東出兄弟だけで構成される」という為しえなかった幻に比べればインパクトは足りませんが、永川→永川のリレーというものはなかなかのもので、代打で出てきたペルドモがマウンドに立つくらいのセンセーションは巻き起こせるのではないでしょうか。

だから、なにかのアンケートで、「好きなプロ野球チーム:広島」と書くことはあるが、もう、全身のどこを切っても赤ヘル色の血が流れているなどとはいわない。

 
 そんなわけで、去る者もおれば、来たる者もあり、明日という日は、来シーズンは必ず来たるものであり、かげながら応援していこうと、そう思う次第なのでありました。