小動神社の方へ

 仕事で「小動神社」の名が出てきて、ちょっと検索する。ほう、Wikipediaに項目がある。
wikipedia:小動神社

小動神社(こゆるぎじんじゃ)は、神奈川県鎌倉市腰越の小動岬にある神社である。旧社格は村社。旧腰越村の鎮守社である。

 ふむふむ、そうやね。小動岬も見てみよう。
wikipedia:小動岬

昭和5年(1930年)11月 太宰治が3日前に知り合った女性とこの地で睡眠薬を服用し自殺を図るが、本人は助かる。この体験は後年『道化の華』という作品の土台となった。

 ええ、初耳や。
 ……というわけで、俺は小動神社を目指した(この時点で、自殺未遂の場所が「小動神社」と思いこんでいたわけだが、結果的にどうでもよろしい)。

小動岬に来た



 で、途中経過の写真もなにもなく、いきなり腰越あたりの海である。経路は、適当に南下して、適当に大船に出て、モノレールの下を西鎌倉の手前まで行って、ロイホのところで左折というコース。で、134はロードバイクがびゅんびゅん走っており、うらやましい次第。



 神秘にあふれる小動神社。……というか、ふつうの神社。いや、海が眺められるところもあって……、地元のリア充っぽい人たちが犬とか連れてて幸せそうに話しているのを見て、俺はお稲荷様の写真とか撮ってた。

 お手水の説明がやけに少女趣味で、俺はたいへん気に入った。

星野さんを探して

 帰路だ。なにせ、競艇の優勝戦までに関内に帰らなくてはならない。ここからついつい三浦半島一周してみたりする気はない。でも、ちょっと寄り道はしたい。そうだ、御所の方へ入ろうか。田んぼとか見るんだ……って、勝手に入ったら怒られる。というか、クロスバイクで行けるの? わかんね?
 

 と、文教堂の写真など撮っていてふと思いついた、昔さんざん自家中毒の注射を打ってくれた、星野さんを見に行こうと。あ、星野さんは内科の開業医さん。小児科だったかな? それで、文教堂の上の方を登ってみる。こっから西鎌の方へ行ったらどっかで見つかるだろう、とか。

 まあ、見つからんわけで。向こうに見えるのは静山荘。子供会かなにかのイベントで、お年寄りとの交流会? 餅つきとかに行った覚えが。


 なんだろう?


 と、また神社。こんなところに、こんな立派な神社があったんかしらん? →wikipedia:龍口明神社


 またお手水の説明がかわいい。こういう方針が打ち立てられたことがあるんだろうか? すばらしい。
 その後、「あ、このあたり?」みたいに思ったところもあるけど、見つからず。つーか、あの時点でけっこうおじいさんじゃなかったっけ、先生。開業医も後継ぎいなければ、なくなるわな。柏木さんは世代交代して続いてるみたいだけれども。

柏尾川を溯って

 また鎌倉山を登るのは面倒なので、手広経由で大船へ。気づいたら大船の裏駅の方へ出ていて、そのまま川沿いに進む。進むと、なにかサイクリングロードのようなものが出てくる。が、サイクリングロードというには、自転車二台がすれ違うのが精一杯で、まあ川沿いの歩道の自転車隔離領域といったところ。ママチャリ速度でゆっくり進む。それはそれで悪くない。川沿いであれば、もうちょっと気持ちいいのだろうが、贅沢は言うまい。



 どこまで行くのかと思ったら、戸塚のあたりに出た。あとはいつもの道を通って帰ってきた。そんなところ。

関連______________________

自転車メモ

 ステム交換、ハンドル切り詰め、グリップをテニス用テープ化後、はじめてちょっとまとめた距離を走った。さて、どうだったか。なにか、直進性能というか、性能は変わらないが、指向が高まった感じがする。まっすぐの安定性というのか。そして、ハンドル。やっぱり細すぎるわ。なにか、力のかかる部分が一点に集中するので、腕に変な力がかかった。あと、振動! これには驚いた。ちょっとした段差を通過すると、ギャグマンガでびりびりって痺れの波がくるみたいな、そういう衝撃が。なんや、あのエルゴンの大仰なグリップは、いろいろケアしててくれたんだろうな。でも、戻すのも面倒なので、しばらくこれで。
 いや、それよりも、エンドバーか。エンドバーはよかった。あと、100円ショップで買ったママチャリ用ミラーなんだけど、残念なことにエンドバーが視界を遮ってしまって惜しかった。つーか、もっと大きめの、しっかりしたママチャリ用ミラー買うか? でも、エンドバーより外に出るのは嫌だしな。考える。
 しかしなんだ、まあ、このくらいの距離というのもいいか、とか。なんか、「朝4時に起きて遠くに行かなければ」みたいなものにとらわれてたけど、競馬の1R、2Rくらいやって、そっから出かけるくらいでもいいじゃん、と。ま、そんなところで。

Dst53.68km/Av20.8km/h/Tm2:34'37

追記_____________________

 こちらを読んで仰天、京都? と、とりあえず「手水 少女」で検索したら、次のページが。

 全国……! 神社は謎に満ちている。

 さらに。ここで紹介されている江島神社のは、龍口明神社のと同じだ。

 こちらの目撃例の手水少女のファッションセンスは狂気の域。色だけ塗り直したんだろうか。