ガールズ&パンツァーは残念だったな ほか

ガールズ&パンツァー


 なにかとすばらしい『ストライクウィッチーズ』と共通点のあるアニメなので身を乗り出して観賞していた挙句、小林源文にまで手を出してしまったりしていたのだが、1クールの作品としては残念なことになってしまった。なんというのか、おれはアニメ視聴歴2年くらいで、制作の現場がどうだとか、どんな見込みで作ってるのだとかようわからんのだけれども、はじめから2クールってわけにはいかなかったんだろうか、というような。ノイタミナラジオでフジテレビのプロデューサーが「予算は下がる一方なのにクオリティは高くなる一方で潰し合いにになってる」云々みたいなこと言ってたけど、さて予算かクオリティかわからんけれども。これで3月まで待て、というのは辛い。
 と、それに加えて、やっぱりなんかちょっとその、登場人物多すぎるんじゃね? みたいな感じはあって、おれなどはもうせいぜい各チームというか、戦車単位でなんとなくというくらいで……。でも、主人公チームのキャラはしっかりしていたりして、やっぱり尺がというか。最初から2クールで、とか。でも、すばらしい『ストライクウィッチーズ』も(ラジオで声優さんたちのいうことを信じるなら)、2期も映画化もまったく決まってなかったというのだから、やはり1期で決めなければ、というとこなんかね。もちろん、『ガルパン』にこの先もありそうだ。応援したい。でもなんか1期でピシっとまとまんなかったの惜しいね。惜しい。そう思う。

街道上の怪物 (MGコミック)

街道上の怪物 (MGコミック)

 こちらはKV-1。

エウレカセブンAO

 何ヶ月か遅れで最終回といえばこれがあったか。なんというのか、広げた風呂敷どうするのかと思ったら、わりときちんと畳んだし、みたいな印象があったようななかったような。けど、最終回のあの音楽の流れるところなんかはよかったな。でも、全般的に見て、あのなんとか銃が……って、これはもう前に感想書いてたっけか? まあいいや。しかし、やはりエウレカはすばらしいし、名塚佳織さんもすばらしいのだが、アネモネ的ななにかが足りないのが少し残念ではあった。

PSYCHO-PASS サイコパス

 これはまだ完結していないもの。わりと楽しく見ているけれども、自分がもとより好きな領分(ディック的SF、攻殻機動隊的SF……、でも、おれパトレイバーは劇場版の2つしか知らないんだ)なのであって、今のところそれ以上のショックはない。……と言いたいところだけれども、小岩井ことりさんがああなって、常守さんがどうなるのかというあたりで興味を引く。ちなみに、常守朱もたぶんあの槙島さんと同じタイプの人なんだろうけど……というのは当然の展開すぎてつまらないか。まあいいや、なんかちょっと頭脳戦、電子戦の感じに相変わらず物足りなさを感じつつも、宜野座のダメっぷりとか、義体の動きとかいい感じに気味悪かったり、今後とも楽しみにしております、と。あと、ラジオ聞いて小岩井ことりさんの育ってきた環境やらが気になりすぎた。

新世界より

 これもSF。食い入るように見ている。すばらしい。今後世界がどこまで明かされていくのか。とはいえ、少年少女らがあのキャンプで世界の秘密の一端に触れるところがひとつのクライマックス……山場であって、こっからの一捻り、ふた捻りに期待したい。エンディングテーマは好きなので買うと思う。
TVアニメ「新世界より」ED主題歌「割れたリンゴ」「雪に咲く花」

TVアニメ「新世界より」ED主題歌「割れたリンゴ」「雪に咲く花」

ROBOTICS;NOTES

 これもSF。これも楽しみにしている。ゲームもやりたいな。でも、シュタゲが先かな、とか。あと、名塚さんにはこういう引き出しもあるのか! というような妙な素晴らしさもあって。
ROBOTICS;NOTES (通常版) - PS3

ROBOTICS;NOTES (通常版) - PS3

ジョジョの奇妙な冒険

 えらいテンポでざくざく進んでくなーとか思いつつ、名シーン、名場面がガンガン出てくる感もあって悪くない。しかしなんだ、メリケンサックと上着のシーンとか覚えてたくせに、サンタナの存在とかすっかり忘れていたり、歳をとったものだ。ちなみに、あんまり知らんのだけど、第何部までやるんだろ。ジャンプで追えたのは第6部「ストーンオーシャン」の始まりまでくらいで、単行本であらためてしっかり読んだんは第5部まで。その後の展開とかまったく知らんのだよな。いつか一気読みするか。
超像可動 「ジョジョの奇妙な冒険」第二部 46.エシディシ(荒木飛呂彦指定カラー)

超像可動 「ジョジョの奇妙な冒険」第二部 46.エシディシ(荒木飛呂彦指定カラー)

 しかし、エシディシとか人気あったんだっけとか。

絶園のテンペスト

 これもまだ続くのか。主人公たちが派手なアクションや戦闘やらんと、延々とおしゃべりでひっかけあいしたり、時間稼ぎしたり、ある意味異色な感じも。日本刀持った長髪のやつが論破されたりしてグニャってなっていく具合とか好き。けど、今後なんとかのなんとかが出てきて魔法バトルものになったりしたらちょっと興味が減るかも。

ヨルムンガンド

 最終回を残すのみだが、これは面白れえわ。完全によく出来てる感がある。どう表現していいかわからないが、ストーリー自体にストーリーの進むテンポ、キャラの立ち具合、いろいろ噛み合ってる。そんな気がする。

 まあ、そんなところで。