木田元『反哲学史』を読む

 図書館でふと目について(どこかネットで名前を見たばかりだったかもしれない)、手にとって(図書館で本を借りるのはタダだからね……)、その日のうちの読んでしまった。読みながら、高校の倫理の授業のことなどがあたまに浮かんだ。
 で、内容はというと……、今、この本手元にないので読み返すも引用もできない。できないなかだからこそ、おれがこの本から何を得たかということをはっきりさせられる。
 なにか?
 「プラトンイデアとそうでないものに世界を分かったところに西洋哲学が生まれた。20世紀以降はそれを解体しようとしているものが哲学と呼ばれたくない哲学である」
 こ、これである。というか、これでいいのか? 自信がない。固有名詞が出てこない。下手に人名も出せない。やばい。ほんとうにこんだけ。どんだけ哲学苦手なのか。というか、もう名詞を覚える脳の領域みたいなものが埋まってしまってるんだ、きっとね。本書解説でどなたかが、次に進む本として本書の再読をすすめているが、まあ、もう一度読む気もしないです。すまんです。以上。
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……スピノザライプニッツはちょっと別物だからここでは省くわ、みたいな扱いだった、ような。