天皇賞馬の公園

たまに晴れた日があれば散歩にでも出かけるべきだ。今のおれに自転車はつらい。どこへ行く? 根岸森林公園のウメはもう散ってしまっただろうか。たぶん散ってしまっている。それでもあの公園には……厳密には管轄が違うが……天皇賞馬がいるんだ。ちょっとご挨拶に行くくらいいいだろう……。

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と、思っていたら、ゼッケンをつけて輪乗りをしていたので驚く。

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いまから根岸競馬場で天皇賞・春が行われるのか?

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……という話があるわけはない。ほかの馬に混じって乗馬訓練をしていたのだ。そう、まったくの偶然だったが、今日は「引き馬体験のできる日」だったのだ。ほかの馬が子供を乗せてポクポク歩く中に混じって、スタッフを乗せたマイネルキッツも同じようにポクポク歩く。そういう訓練をしている。

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スタッフを乗せて引き馬を体験する天皇賞馬。そう、天皇賞馬だ。親子連れの親がゼッケンを見て「この馬、天皇賞に出たことがあるのかな?」など言っていたが、出たどころじゃないんだ……おれの本命のアルナスラインに勝って……などとおれに言えた義理もなく。言える資格があるのは、今、その時間エバーブロッサムやダンスアミーガの取捨に迷ってる連中だ。しかし、いずれ小学生以下のお子様を背にすることがあるのだろうか、天皇賞馬が。

f:id:goldhead:20140316191902j:plain引き馬体験の時間も終わったので、梅園の方へ行く。予想通りほとんど散ったあとだった。

f:id:goldhead:20140316191904j:plainこいつは妙な咲き方をしていた‘水心鏡’。

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下の品種名は‘珊瑚の鞭’。どういう連想やらおれにはてんでわからない。

まあ、そんなところだ。あと、帰りに坂道の上州屋(であったところ)に寄ったら。石川町と同じく「ベイ・マート」という名で営業をしていた。今度本牧の通りの方を見てみよう。肉と菓子パンを買った。おしまい。

 

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公園の天皇賞馬 - 関内関外日記(内)