このはてなダイアリーの「記事一覧」を元に数えていった結果、私は今年、53本の映画を観たことになるようです。とはいえ、劇場で観たものは10本で、のこりは自宅で借り物を観たということになります。月にして4.4本。1週間に1本くらいでしょうか。一方で、映画館となると月に1回を下回りました。なんとなくですが、月に2回くらいはと思っていたのですが、なかなか難しいものです。
全体の傾向としては……とくに無いといいますか。アニメ、韓国暗黒系映画がちょっとまとまってる程度ですか。いや、なぜかヴェルナー・ヘルツォーク×クラウス・キンスキーものが多い。これはどちらかというと意地でした。
これまた一応のベスト5をメモしておきます。
『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う! 』
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感想でも書いてるけど、このシリーズ? でいえば『ホット・ファズ』の方が隙無く作られている上にむちゃくちゃ笑えるんだけど、なにせおれは青春のスウェードにやられちまってるから、これなんよ。今見たらダサいのかしらんが、たまらんのよ。これは映画館で観たかったな。
『TOKYO TRIBE』
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なんとなく前半冗長な感じがあったような気がしないでもないけど、バカでエロでダサくてカッケー映画。円盤欲しいかというと欲しいな、というくらい。うん、また観たくなってきた。
『渇き。』
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これも劇場で観られてよかったなっつー一作。原作読んですぐに映画、という個人的な流れもハマった。これもまた観たい感じ。
『セデック・バレ』
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これは劇場で見たら……ちょっとトイレと腰痛で耐えられなかったかもしれません。でも、大きなスクリーンで観られたらという気もします。ともかく主人公のおっさんがかっけえっす。ほんとにすげえ映画だし。マジ必見。
劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』
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これは……ずいぶん前に観たような気がして、実際にそうなんだけど、たぶん素晴らしかったように思う。輝きじゃなくて、「輝きの向こう側」なんだ。その「向こう側」というもののかなしみがあったような気がする。おれの妄想かもしれないが。
あと、ベスト登場人物。
『アクト・オブ・キリング』のマツコ・デラックスみたいな民兵のおっさん
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いや、べつに映画自体ベストでいいんだけど。なんかあのデブの調子に乗ってていざ選挙になったら落ちるという人望のなさを思い浮かべると、自然と笑えてきてちょっぴり幸せになれる(レキソタン2mg分くらい)。あと、主人公らのファッションが全体的に素敵だった。
と、そんなもんでしょうか。なんだかんだいって劇場で観てるやつがよかった感じですか。いや、違います、たぶんチケット代の元を取ろうというバイアスがかかってる。そうに違いありません。でも、まあ毛色もそれぞれでしょうが、それぞれ悪くないです。ああ、あと、ベスト悪いやつ賞というか、そういうのでは『哀しき獣』のミョン社長を忘れちゃいけないです。『嘆きのピエタ』なんかも面白かったな。黒い韓国映画あなどれねえなというのはあって、日本映画にもそういうの増えればいいと思いました。え、『凶悪』あたりでもいいですか。まあわかりません。つーか、だいたい一年遅れで観てる感じなのでしょうかね。でも、何十年前の名作だろうとなんだろうと、観る機会はこれより先でしかありえないのですし、観る機械も手持ちの再生機でしかありえないのだからしょうがない、といったところでしょう。では。