着地するペリーヌさんかっこいい! ストライクウィッチーズ『アルンヘムの橋』を観る

 すばらしいストライクウィッチーズのすばらしいオペレーション・ヴィクトリー・アローの第三弾にして最終章、『アルンヘムの橋』を観てまいりました。私の行くすばらしい川崎での上映はなぜか計4回が朝か夕方かに分かれておりまして、とりあえず朝の2回目を予約いたしました。
 そのあと川崎までの移動時間など調べますと、ふだん会社に行くために起きるより1時間早くベッドから這いずりでなければならないとわかりました。とはいえ、すばらしいストライクウィッチーズのためでしたら早寝早起きくらいなんとかいたしましょう。と、思っていたら、昨夜は安ワインを飲みながらボクシングなど見ていて、村田諒太の試合開始あたりからウトウトしてしまい(録画したのを観ましたが、べつに試合が退屈というわけではございません。見事なノックアウトでありました)、気づけば午前2時くらいになっておりました。とりあえず携帯のアラームを仕掛け、薬の方も半減期を考えましてグッドミンではなくアモバンにするなどしました。頭というのはこういうときに使うものですね。
 というわけで、つつがなく川崎に着き、つつがなく映画館に着き、つつがなくグッズ(マグカップ……おれは何個すばらしいストライクウィッチーズのマグカップを持っているのだろう。あ、会社でも使ってます)とパンフレットも買い、さあ上映です。眠くなんかないぞ。
 と、『アルンヘムの橋』であります。私は『遠すぎた橋』を観ておりませんので、なにかしら小ネタが挟まれておりましてもわかりかねるところではあります。まあ、小ネタなどどうでもよろしいのであります。ペリーヌさんかわいい、ペリーヌさんかっこいい、と、ペリーヌさん株が急上昇した次第であります。
 いやいや、べつに私は501のウィッチたちのなかでも特にだれが好きだとか、そういった序列が確固としてあるわけではありません。いや、たとえばグッズが並んでいて全部は買えない、「じゃあ誰のを買うの?」となったら、お姉ちゃんかハルトマン、というくらいの差はあります。正直に告白しますと、いくらかの差はあります。その中でペリーヌさんはといいますと、あまり上位ではないかもしれない、と申し上げておきましょう。
 が、どうですか『アルンヘムの橋』! 地上波のちょっとキーキーするペリーヌさんと、劇場版でのペルフェットなペリーヌさんを足してニで割らないくらいの魅力があるじゃあないですか。いやはや、とんでもないですよ。静のペリーヌ、動のペリーヌ、池に落としたのはどちらのペリーヌ? というくらいのものです。意味はわかりません。
 さてまあ、30分のお話ですから、ストーリーについてああだこうだと述べる暇はありません。ただ、私にはやや邪な期待のようなものがあって、サプライズで新しいテレビ版かなにかの情報が最後に入ってくるのではないかと……。それがどうだったか知りたくない方はこの先読まれませんようご注意ください。
 サプライズは、ありました!……が、Cパートにエイラーニャ及び502のニパとポクルイーシキン大尉が登場いたしました。もちろん3作毎度の宮藤も……あれ、みっちゃん? みっちゃんは? 
 まあいいです。右下の「つづく」に期待いたしましょう。もちろん、作中時系列的に見れば「つづく」の先がすでに存在するわけですが、そんなことは無視しましょう。ああ、もっと、早く、次が、観たいッ! おしまい!

 でもって、終わったところで街が目覚め始める10時過ぎ、ふと、「このまま南武線で府中本町まで行けば余裕で青葉賞じゃね?」と思ったが、「まあ荷物もあるし、カメラも持ってないし、いいか」ということにして帰宅した。このあたり行く人と行かない人というのがいて、バイタリティによるものかなにか知らないが、おれはともかく消極的選択をするタイプだ。青葉賞は8枠のメイショウサムソン産駒2頭が気になる。枠連で。

……どうせこれも買うだろうよ!