『ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN』第7話「ポヨンポヨンするの」でマジ笑う

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宮藤のために、魔法力が回復するという薬草を探しに森へ入ったリーネ。
彼女はそこで小さな祠に奉られた箱を見つけて持ち帰ってくるが、その中には奇妙な体型の土偶が入っていた。
興味津々のルッキーニが土偶の胸を擦ると、その目が妖しく光り、彼女に思いがけない事が起きてしまう。
「るけけけけけけ~~~!」
だが彼女の異変は、これから発生する悲劇の、ほんの始まりに過ぎなかった…。

安定の第7話。あるいは、神回の第7話だ。

なんという悲劇、恐怖の嵐であろうか。おそろしい、おそろしい。

……というのも「ポヨンポヨンするの」のタイトルの前には台無しであろう。

今回は、すばらしいストライクウィッチーズ(大地に豊穣を!)の定番ギャグ回である。

おれが記憶するに、コンプリートブックスかなにかで、股間督の指示として「キャラクターのギャグ顔的なデフォルメはしない」という記述が見られたと思うが、今回は一期、二期を通じて、ギリギリの線をついていたのではないかと思う。ギリギリ崩れた顔が表現されている。エイラのあの顔とか(エイラは男気を見せたよな)、シャーリーとか、ペリーヌさんのあの顔とか。しかし、ギリギリの一線は超えていない。そのあたり、貴重な回といえるかもしれない。

……とか、真面目に「ポヨンポヨンするの」を顧みていいのだろうか。

これはもう、お祭り回である。すでにベテランともいえる百戦錬磨の声優さんたちが躍動している。「報道ステーション」のナレーションをする沢城みゆきさんが、あるいは、斎藤千和さんが、もうむちゃくちゃだ。園崎未恵さんなどは、なにかもう外画の雰囲気だしさ。話のキーになる名塚佳織さんとてノリノリだろう。というか、ずっとラジオで「すごい回がある」って言ってたっけ。おっぱいは、こわくないよ。そして、その裏舞台を録画していたとも。これはもう、なんか特典で、というところだ。

しかし、いいよな。なんか楽しそうだ。盛り上がりながらやってるように感じる。そこがいい。

というか、大の大人が、この話を考え、検討し、形にしたということが、頭おかしい。頭おかしいのに、クオリティが高い、不必要といってはなんだが、とにかく高い。芳佳ちゃんの真剣な瞳! なんとも愛すべき作品だろうか。コンプライアンス? 知った話か。いや、おれはこの作品の魅力を天下に知らしめたいが、知らしめたら自らの首を絞めることになることもわかっている。パンツではないです。……が通じるのも「わかっている」人間のなかでのことだ。外に出しては通用しない。それもわかっている。

というわけで、少数の者たちが読むこのブログでちまちまと感想を書いている次第だ。それでも、二千人に一人、「こいつがここまで言ってるなら、ちょっと見てみるか」という人間が出てくれば御の字だ。べつにだれもいなくても構わない。次はエイラーニャ回かもしれないぞ。すばらしいストライクウィッチーズに幸あれ!

 

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