おれは前回の予告で追い込まれるお姉ちゃんの表情を見て、「これはエーリカが巻き起こすギャグ回のネタフリかもしれない」などと思った。
ところがどうだろう。「復讐の猟犬」は「復讐の猟犬」であった。おれの邪な予想を恥じる。撃墜されるエーリカ、自責の念を感じ、自分を追い込むトゥルーデ。その追い込みっぷりがマジお姉ちゃんであって、それぞれ成長を見せるウィッチたちのなかでも、やはり変わらない核があるのだった。
それにしても、みんな成長している(……と、まだエイラーニャあたりはメーンになってないけれど)。ネウロイまで成長している。今回のネウロイもSu-47のような見た目で、変態的なスピードと機動。シャーリーのスピードですら足りない。あと、倒したウィッチの姿を確認するかのような動きすら見せる。
そこに、極限まで体を絞り込み、ストライカーユニットを削ぎ落としたトゥルーデが……。
熱い、熱い展開だ。そして、その展開に見合ってあまりある作画のよさ。本当にもう、どうなってるんだという。話もチョコレートや無線機の持っていきかたよな。おれはシャーゲルが好きだと言っているし、今回も「リベリアン」の力を借りたところも大いにあったが、やはりバルクホルンにはハルトマンなのよな。その思いを強くした。
で、来週である。来週こそ、伝統のギャグ回となるようだ。いろいろの声優陣が話していた「例の回」ということになるのだろうか。すばらしいストライクウィッチーズ(永久の賛美を!)の持ち味でもある。とことん突き抜けてもらいたい。
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