途中で寝てしまったから良し悪しもなんの感想も書けません！ おわり！
……いや、本当に映画館で寝ちゃったあとの、なんともいえない心の穴というか虚無感というか、後悔というか、ああもう、なんだろうね、この心持ちね。映画館に、「寝ちゃったから巻き戻して！」とか「もう一回観せて！」とか言えるわけもなく……。あれだな、小さなころ、一週間で一番楽しみにしていたアニメの『ドラえもん』（たてかべ和也さん、ありがとうございました）を寝るかなんかして見逃して、それはもう大泣きして「テレビ局に電話して！」とか叫んでた、あの心持ちに似てるかな。でも、大人だから大泣きもできんし、ただただ、ああもう1,800円損した！ という、なにやってんの、おれ、という自己批判に苛まれるばかりで……。
とはいえ、最初の最初（ちなみにYoutubeで公開されてる「冒頭」はアバン抜きやからね）から最後の最後まで観ていなかったわけじゃあない。最初の30〜40分くらいは観ていたし、途中もなんか戦ってるのぼんやり観たし、最後の20分は観たし……まあなんというの、話はおおよそわかった、といったら怒られるか。でもまあ、繋がらんというか、ああ、くそ、見逃した、まったく。おれの脳に「ちょっとくらい目を閉じても、台詞でストーリーはわかるよ」ってささやいたやつがいるんだよ。そこでなにかべつのアクション、なんかカバンの中ののど飴を出して口の中に放り込むとか（食べ物の持ち込みになっちゃうんかな？）すりゃあよかったんだ。だいたいそもそも、本当は昨夜まで観ようかどうか迷っていたというか、観ないつもりだったんだ。それがなあ、土曜の朝、時間指定でほんのちょっと会社でやらなあかんことがあって、せっかく平日より早く出かけるんだし、映画でも……ってなあ。平日より早くって、平日より早く起きなきゃいかんし、そのぶん眠くなるよなあ。あー、くそ、失敗した、失敗した！ でも、もう一回観に行くという気にもならん。いいところは観ちゃった感がある。うー、いつになるかわからんが、レンタルを待つか……。映画鑑賞を趣味としている人なんかは、こういうときどうすんだろうかね。それとも、寝ないのかね。眠らない目を持つ男とか女なのかね。あひゃー。ああ、ぎゃー、うわー、ちくしょー。
とか、唸りだしたら止まらんから、ほかになんかあったことはといえば……。そうだ、ブルク13は混んでいた。大盛況だった。『ラブライブ！』で。グッズにも行列できたし、コラボのポップコーンとか持ってる人多かったし、ラブライブのTシャツとか着てる人とかもいた。おれもテレビ2期観ただけだけど『ラブライブ！』にしたらよかったのか？
あとはそうだな、入場を知らせるアナウンスの女の人が『攻殻機動隊』を読めないらしく「こっかくきどうたい」と言ってたのがおかしかった。骨格気道帯？
でもって、お客の入りはというと、初日にしては、というか、普通に少なめだった。あと、三十代後半のおれが言うのもなんだけれど、おれより年上の人が多いんじゃないかと感じた。吉永小百合の映画か、というような。言い過ぎか。若い人は『ラブライブ！』なのかしらん。
ああ、そんなのはどうでもいいんだ、寝ちまった。ああ。もったいない。ああ、作り手に失礼な。ぽっかりゴーストラインに穴が開いたみたいだ。むしろ頭に穴を開けてシリコンダイ（http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/20150619_707836.html）でも埋め込んで、眠りそうになったら電気刺激でも流れるようにしたい。そのためにはシリコンダイが必要だ。シリコンダイの一本釣りでもしなきゃいけない。あるいはシリコンダイ漁の盛んな村にでも行かなければいけない。……うー。
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……『攻殻機動隊』シリーズは一応全部目を通してきたのやで。今回のはノーカウント。
……これも痛恨の寝落ち。今回よりひどかった。まあ、また借りて観たりしてないんだけど。
