……とかタイトルをつけてみたが、これといって頭に浮かばぬ。おれは頭のなかにいろいろ見聞したものをストックしていくタイプの人間でなく、そのとき、そのときをフローしていく人間なのだ。すべては流れ去ってしまう。とはいえ、そればかりでは人生空しいので振り返り、まとめ、秩序づけたいのだ。ゆえに、このようなタイトルをつけて、振り返ってみたいのだ。今年を振り返ってみたいのだ。
で、どうしよう、とりあえず冬(1月スタート)の一覧表から見て「これかな?」というものを挙げていくか。えーと、このあたりのページ(title:http://dic.nicovideo.jp/a/2015%E5%B9%B4%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1%E4%BD%9C%E5%93%81%E4%B8%80%E8%A6%A7)を参考に。
- 憑物語
- ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース エジプト編
- グリザイアの迷宮
- 食戟のソーマ
- てさぐれ!部活もの すぴんおふ プルプルんシャルムと遊ぼう
- 響け!ユーフォニアム
- アイドルマスター シンデレラガールズ 2ndシーズン
- オーバーロード
- のんのんびより りぴーと
- 監獄学園
- モンスター娘のいる日常
- 六花の勇者
- おそ松さん
- 終物語
- 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
- コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜
- すべてがFになる THE PERFECT INSIDER
- ゆるゆり さん☆ハイ!
- ワンパンマン
……このあたりがノミネートということになろうか。ちなみに、冬アニメでの『ルパン三世 Part?』あたりは「どうせ完成度高いし、いつか観よう」とかそんな感じであある。あと、『てーきゅう』シリーズなんかも好きだが、ずっとやってるので割愛した(なぜ?)。
そんでもって、このくらいに絞って、アニラジなんかも加味すると……。
1位 おそ松さん
- 発売日: 2016/01/29
- メディア: Blu-ray
記憶に新しいせいかと言われればそうかもしれないが、面白えじゃん、おそ松さん。第一話だのアンパンマンのパロディなど場外戦もあるにはあるが、きちんとナンセンスでくだらないギャグアニメやってくれてんのがいいじゃないの。ある種の女性の趣味において人気、なんてえのはなんか意外な気がする(おれは男性声優のことは本当に興味が無いので、そのあたりの文脈? もわからないが)が、これはアリだ。ちなみに、二回り年上の女に「おそ松くんの続編でこういうのが今やっている」と勧めたところ「みんな無職でダラダラしていてよくない!」と立腹のようすであった。そのわりに録画して観ているようだ。たぶん、なんというか、くだらなく、しょうもないものを真面目に作っていて結果が出ている。悪くないのだ。
2位 てさぐれ!部活もの すぴんおふ プルプルんシャルムと遊ぼう
てさぐれ!部活もの すぴんおふ プルプルんシャルムと遊ぼう Vol.1【イベントチケット優先販売申込券付】 [Blu-ray]
- 発売日: 2015/06/24
- メディア: Blu-ray
これは正直、期待しすぎて期待はずれのところが大きかったなあ、などと思っていた。「番外編」のニコ生特番と一挙上映を観るまでは。
てさぐれ! 部活もの 番外編「てさぐれ! 旅もの」 [DVD]
- 発売日: 2016/02/17
- メディア: DVD
ニコニコ動画でこれの予告編、すなわち西明日香と荻野可鈴の絶妙のコンビネーションなど見るに、これはやはり何かどういってわからないが、どうしようもなくえらいもんだ、と思わずにはいられなかった。久々に上坂すみれvs荻野可鈴のラジオなど聴いても、なにかえらいことになっている。おれは金もないのに「旅もの」を予約してある。「すぴんおふ」でない続編、「故」でない石ダテコー太郎による続編を期待するばかりである。
3位 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 1 (特装限定版) [Blu-ray]
- 発売日: 2015/12/24
- メディア: Blu-ray
これも現在進行形もいいところだが、正直面白い。古い言い方でいえばニュータイプではなく強化人間の子供たちが主役をはるあたりに、後先の絶望があってよい。おまけに任侠モノである。盃の割合の話を宇宙でしている。悪くない。作り手も一癖あって、この先、反目や裏切りなんかのドロドロした展開も予想できるし、期待したい。
番外・OVA ストライクウィッチーズ3作(のうちの2作)
すばらしいストライクウィッチーズなので、3作とも劇場で見た。円盤も買った。アニメじゃあないけれど、ドラマCD付きの文庫も買った。さて、続編はどうなのだ。早くしてくれ。頼むから。
……というあたりか。自分でもあまり飲み込めない。たとえば「物語」シリーズなんてのは結構好きなのだが、なにか断続的に続いている一部だし、という見方もある。『ジョジョ』あたりもラジオ含めて嫌いじゃあないが、次の部も決まったことだし、というわけのわからない見方をしている。まあ、とりあえずこんなところだ。そうしておく。
ついでにアニラジ、声優ラジオをピックアップすると次のとおりである。
洲崎西
文句なしの総大将であって、おれの一週間の楽しみであって、生きる楽しみでもある。金と時間があれば豚リスナーの一匹としてイベントに馳せ参じて絶頂したいが、なかなかそうはいかない。それでもラジオは聴ける。ありがたい。あどりぶ
洲崎西が完成されすぎていて、むしろ「あどりぶ」の方が気が休めるのではないか? という思いすらある。闇持ちぐーたら声優のへごちんと、夜中に公園で一人ブランコを漕いでそうなポンコツお姉さんの巽悠衣子の組み合わせの妙である。しかしなんだろうか、へごちんは大橋彩香として凄くメインストリームのどまんなかをこなしているあたりあたりのギャップがいい。この番組(と「てさ部」)では思う存分へごっててほしい。そう思わせる。バトルガール ハイスクール なでラジ
あやっぺこと洲崎綾が人たらしっぷりを存分に発揮したラジオである。バトルガールハイスクールのことは知らない。上坂すみれゲスト回などは必聴であろう。西明日香のデリケートゾーン
洲崎綾の相方である西明日香単独映像付きラジオである。単体でもこの破壊力か、と思わせてくれる番組。今後、ゲストなどがあればさらにえらいことになるかもしれない。おそろしい。コンクリート・レボ“レディオ”
中村繪里子と上坂すみれという強烈なタッグのラジオである。ポンポン出てくる言葉の応酬が強烈である。ラジオのモンスターという感じがする。本編のアニメもなかなかにシリアスで悪くない。……こんなところだろうか。1月になればまた新しいアニメもはじまる。おれはそれを観る。観られる環境にあるかぎりはアニメを観るだろう。それだけのことである。以上。