レンズクリーナー買ったけど役に立たなかったよ


 おれのブルーレイレコーダー(DIGA DMR-BWT500)がおれのブルーレイレコーダーで焼いたディスクを認識しなくなった。ちょっと見逃していたアニメを観ようとしたら、「このBlu-ray、空だよ」と言うのだ。お前が焼いたのに、お前が焼いたものが見られないというのか。憤ったおれは、録画したアニメを片っ端から入れてみたら、みんな「空だよ」の返事である。『おそ松さん』の前半もなにも全部パーか! 嘆き悲しんだおれは、一縷の望みを託して、焼いたディスクをPS3に突っ込んでみた。すると、認識するのである。ディスクはとりあえず焼けている。なにかの手違いで焼いたつもりが焼いてなかったということではなかった。ディスクにデータはあるのだ。
 とすると、ブルーレイレコーダーの読み取りが甘くなっているのではないか。そういえば、買ってから久しいが、レンズクリーナーを使ったためしなんかなかった。そりゃ、Amazonだ。

 というわけで、一番売れている、一番安いこれを買った。
 が、駄目だった。というか、もっと注意するべきだった。Blu-ray対応と言いながらも、箱の方には「一般的なBlu-ray Discプレーヤー/ドライブのピックアップレンズは2レンズ式が主流です。と書いてあるではないか。そいつは駄目だと言っている。対応表も△(2レンズ式の……クリーニングはできません)だ。こんな穴馬来やしない。Blu-ray用のを買うべきだった。それも、できたらPanasonic専用のを買うべきだった。 って、対応表のおれのやつの型番がないが。それに二千円もする。もしもクリーナーで対処できないくらいの故障であったならば、わりと損失は大きい。見るだけならプレステ3でできるのだ。それに、焼く方は機能しているようだ。それならそれでいいが、家電の配置からして、PS3のディスクの出し入れは面倒なのだ。どうしたものだろうか。あ、でも、自前で焼いたのではなく、レンタルのやつなら観られるな。あー、どうしよう。金さえあればPanasonicのクリーナー買ってみるのだが。いやはや。そういやちかごろ東芝のテレビもラジオ状態(電源を入れても音声だけ聴こえて画面が真っ黒)になることが多いし、でも、金はないし、まったく、いやはや、どうなんかね……。