確かにぶちせつないのお……野村宗弘『うきわ』

 

うきわ(1) (ビッグコミックス)

うきわ(1) (ビッグコミックス)

 

 

うきわ(2) (ビッグコミックス)

うきわ(2) (ビッグコミックス)

 

 

うきわ(3) (ビッグコミックス)

うきわ(3) (ビッグコミックス)

 

ある日、はてなブックマークを眺めていていたら、次のエントリーが流れてきた。

深町秋生のコミックストリート

深町秋生先生のコミックストリート、2014年の記事だが、そこで紹介されていたのが『うきわ』であった。この連載で「面白そうだな」と思った漫画はたいてい面白いし、おれの根っこのどこか、というか父親が広島生まれというのもあって、1巻を買い求めた。

確かにこれ、ぶちせつないのお(なお、おれは札幌生まれ鎌倉育ち、広島弁はだいたい知らない)。舞台は社宅、旦那のうわき、隣の部屋の上司に相談……、なあ。ろくな恋愛経験のないおれ(それでもまあ……いや、やめておこう)もこういうものに、なんというか胸を焦がす、というと変な表現かもしらんが、なんかこう来るものがあるんよ。

それでもって、次や次、その次もや、となって、いや、これはもうKinde版で買えと神が言っている、ということで、Fire タブレット買うことにしたいうのもあるけえ。そいで全3巻のうち1巻だけリアル書籍、いう変則的なことになりよった。

AmazonのFireタブレットを買うた - 関内関外日記

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おお、せつないのお。

ちなみに、おれは漫画の世界にまったく疎くなっていたので知らなかったが、本作は「やわらかスピリッツ」というネットの漫画配信サービス(という言い方でええんかの?)で連載されていたらしい。

yawaspi.com

何話か読めるので、ぜひ。

しかしまあ、なんじゃ、その、なあ。友達以上、不倫未満でなあ、団地のベランダを踏み越えられない……恋なあ。ああっ、もう、なんや、たまらんわ。あかん、あかん、という感じじゃ。わしももう、なんじゃ、中学生や、高校生の甘酸っぱい恋愛なんちゅうもんより、「うきわ」に浸るような歳になったんか。ちゅうか、中高は男子校やったけん(それでも同級生に好きな子がいたわけだが)、そこらへん飛ばして、わかってくれとは言わんし、そもそも、いや、もう、やめよう、勘弁してつかぁさい。ほな、ここらへんで。