ジャガイモの重みを感じろ ― オールボー・タッフェル・アクアビットを飲む

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「AALBORG」で「オールボー」とカタカナ表記されるらしい。よくわからぬ、よくわからぬデンマークの酒である。酒の種類としては「AKVAVIT」と書いてアクアビットないしアクアヴィット

アクア……というとなにか清涼な響きがあるが、この蒸留酒の原料はジャガイモである。とはいえ、Wikipedia先生によるとこういう語源のようだ。

アクアビット - Wikipedia

アクアビットの語源は、ラテン語の Aqua Vitae (命の水、アクアウィータエ)であり、ゲール語の「ウイスキー」、ロシア語の「ウォッカ」と同じ意味である。 

命の水、ときたもんだ。

して、この生命の水はどんな味か、というと、結構主張する。おれの数少ない経験からいうと、口に入れた瞬間の風味がちょっとアブサント系のなにか、ペルノー、リカール、そんなものを思わせる。思わせるが、甘ったるくはない。そして、知識がそうさせるのか、ちょっとジャガイモっぽい後味がある。そして、なにか腹にズシッとくるものがある。これもジャガイモという知識のせいだろうか。

というわけで、なかなかに飲みごたえのある酒といえる。飲み方といえば、おれは基本的にストレートなのでストレートしかわからん。なにかで割ればいい、という情報はここにはない。アクアビットの飲み方など知らぬ。ロックでもいいんじゃないか、くらいだ。まあ、リピーターになるかどうかはわからないが、悪くない酒である。以上。

 

 

 

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