【お恵みもの】良い酔いってのはあるんだよ ラガヴーリン16年 【ありがとうございます】

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お恵みものいただきました。ラガヴーリン、……って、うお、マジか! ええ、マジ。 マジなの? マジだわ。マジなのか? マジなんだ(以下「馬鹿よ貴方は」風に3分くらい)。

いや、わたくし、「酒はシングルモルトウイスキー」とか言いながら、ラガヴーリンは買ったことがなかった。でも、ぜったいにいい酒だっていう確信はあった。だって、そりゃあ、ラガヴーリンだもの。ラフロイグアードベッグボウモア(要するにアイラモルトか)が好きなおれの好みから、外れるような気はしないじゃないの。

というわけで、さっそくいただきました。開封、開栓、グラスに注ぐ。香り、香りがいい。すごくいい。香りだけで何分かいける。口に入れる。なにやらとろみがある。じんわりと口内が焼かれる。喉が焼かれる。鼻腔に香りの余韻が残る。そして、おれはうっとりと酔っ払う。

そうだとも、シングルモルトウイスキーの酔いは、ほかの酒とは違う。おれにとってはそうだ。量は少なくていい。長く楽しむためにも、めずらしくチェイサー(水道水もしくはセブンイレブンの炭酸水)を用意したりする。ああ、ほんのちょっとでいいんだ。おれの心は落ち着き、やさしい幸せに包まれる。ふだん安酒をガブガブ飲むのは、マイナスをゼロにするようなものだが、こちらはプラスだ、プラ転だ。同じアルコールという成分が精神に作用しているというのに、この差はなんだろうか。少なくとも、おれにはまったく別物のように思える。脳科学者に調べてみてもらいたいものだ。

そしておれは、すばらしい自制心を発揮して、「今日はここまで。こんど何かいいことがあったら飲もう」と箱に入れる。箱に入れておくと、出すのが面倒なのでなかなか減らない。減らしたくない。それが、おれの三千円以上するシングルモルトウイスキーの扱いである。ついでにいうと、あまり「何かいいこと」がおきないので、以前いただいたアードベッグもまだまだある。ありがたいことである。小さいけれど幸せなこと。おれにとっては、好きなシングルモルトウイスキーを飲むこと。これはどんな薬にも、アルコール量にもかえがたいこと……。

 

ラガヴーリン 16年 箱入り 700ml

ラガヴーリン 16年 箱入り 700ml

 

 

 

 

 

 

 

アードベッグ 10年 箱入り 700ml
 

 

<°)))彡<°)))彡<°)))彡

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やっぱりこいつらじゃ物足りんのよ……。

そして。

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