さて、帰るか

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今朝はどうしても身体が動かず、昼頃に出社。雨はほとんど降っていなかったが、自転車が会社にあるので徒歩。脚が重い。ずったらずったら歩くおれが、ずっ、ずっとしか歩けない。パーキンソン病の祖父が杖をついて歩いていた、その速度を思い出す。おまけに、傘が重い。単なる傘がだ。右手から左手に持ち替えても重い、左手から右手に持ち替えても重い。歩くのどんどんだるくなって、信号待ちのときは人目をはばからずしゃがみこむ。最後には、傘を杖のようにして歩いた。

会社ではまずエナジードリンクを一本飲んだ。そして、普段より多い昼食をとった。幾分ましになった。しかし、なんというか空回りなのだ。脳と身体がつながっていないみたいになって、それでもカフェインなんかは効いていて。なんというのか、部屋の中に人がいないのに全力運転するエアコンみたいな、無駄なパワーの流れみたいなのがあって、それでも思うように手を動かすことはできず。ああ、もういよいよ限界だなという気が強まっている。

帰りは自転車で帰れるかと思ったら、雨が降っている。おれは部屋まで帰り着くことができるのだろうか。