よう、ガルラジ聴いてるか? 海瑠&文音のマンデーラジオ第4回聴いたか?

よう、ガルラジ聴いてるか?

ガルラジってなんだ?

下の記事を読め。

goldhead.hatenablog.com

 

……読んだか?

読んだな。

それじゃあ今回の話をしよう。

www.youtube.com

 

おれが楽しみにしている「海瑠&文音のマンデーラジオ」の第4回だ。

この回がすごかった。パーソナリティの二人が、険悪なムードになるのである。その険悪さというのが、なんというか、実にリアルな険悪さであって、聴いていてダメージを食うくらい険悪なのであって、おれはラジオを聴いていてこんな険悪なムードというのはあまり聴いたことがなくJ-WAVEを聴いていたころ、ピストン西沢がスタッフをマジ説教したときくらい)、はっきりいって「戸惑う」に近い気持ちになった。

……と、言っても、これはガルラジであって、ガールラジオデイズであって、要するにトークの内容には脚本がある。つまりはお芝居なのである。お芝居で誰かと誰かが険悪なムードになる、喧嘩をする、というのはべつに珍しいことじゃない。テレビドラマで、アニメで、映画で、なんでもいいが、そんなのは珍しいことじゃない。

だが、ガルラジで感じられた「険悪」は、今までに体験したことがない。「おおぅ」と衝撃を受けた。

なぜだろうか。それは、フリートークの「てい」で、ただ音声のみでもって演じられているという、番組自体の特性にあるのだろう。ヘッドホンから、自然なやり取りで、険悪になっていく。情報が限られているがゆえに、かえって本当の喧嘩に聴こえる。

が、「なぜだろうか」の本当の理由は、声優さんの演技の凄みにある。おれはそう思った。涙声にすら聴こえる長縄まりあに、年長者として、ただまだ不器用な人生の先輩として怒ってしまう河瀬茉希。その演技がうまいのだ。

声優本人の名を冠さずラジオをやるといった場合を除いて、声優というのは基本的にアニメや外国人俳優といった依り代を必要とするが、その依り代がガルラジのようにほとんど意識されない(ラジオを聴くのにいちいちずっとキャラの絵を見たりはしない)場合、ここまでリアルになってしまうのか、というところだ。

というわけで、この回は、おれが今年聴いたラジオで一番すごかったな、と思うのである。おそらくは予定調和で仲直りするのであろうが、「うわ、なんかやめてくれよ、おい」という感情の揺さぶりをうけたので、ここに書き留めておく。

 

以上。

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