あなたに10万、わたしに10万、― iPhone XSで特別定額給付金を申請するのこと

※正確な情報は公式サイトでも見てください

kyufukin.soumu.go.jp

横浜市では5月12日よりオンライン申請が可能になった。おれは一刻も早く金が欲しいので、さっきオンライン申請をした。以下、メモ。

 

★用意するもの

最近のiPhoneスマートフォン

なんかピッと読み取れる機能がついているやつ。最近のなら大丈夫だろ。最近がいつからかわからんけど。おれはiPhone XSでした。パソコンからだとカードリーダーが必要なるらしいが、よく知らない。スマホなら写真を撮ってそのままアップできたりもするので楽。

電子証明書の切れていないマイナンバーカードとその暗証番号とパスワード

そしてこれである。「マイナンバーカードがあればいいんでしょ」と思っていたら大間違いだ。まず、電子証明書が切れていてはいけない。早くマイナンバーカードを取得した人は、「切れるぞ」というお知らせが来ていたはずだ。おれは来たので、去年の12月に手続きして更新した。

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これである。そして、このときに、4桁ではない方の暗証番号を初期化して再登録した。

カードを出す。4桁の暗証番号を求められる。おれにはそれがわかった。が、e-Taxとやらに使う、6文字以上の英数混合の暗証、これはまったく記憶にない。役所の人は「e-Taxを使わないのであれば、その機能なしで更新できる」という。……いや、使わないかもしれないが、もらえるものはもらっておく。「初期化して登録お願いします」。そしておれは新しいパスワードを設定した。少し時間がかかったが、おれはそうした。

もらえるものはもらっておいてよかった。役人さんは「べつに必要なければ……」という感じだったが、一応もらっておいてよかった。まさか翌年に世界的な感染症が流行って、一律10万円の給付が行われるなんてこのときはまったく想像できんかったわな。ま、これによって、おれはマイナンバーカード持ちの人のなかに少なからずいる暗証番号、パスワード難民にならずに済んだ。

ともかく、マイナンバーカードに有効な暗証番号とパスワード、これである。

 

キャッシュカード

振込先の口座が必要である。また、確認のため、キャッシュカードの写真が必要になる。写真については通帳でもオンライン口座のログイン中画面でもいいらしい。キャッシュカードを作ってからほとんど銀行に足を踏み入れていないし、最近ではキャッシュレス化が進んでATMの利用も激減したので、自分の口座の支店名や番号など、忘れちまってるよな。おれの銀行の場合、オンラインでは口座番号とは別のパスワードでログインだし。でも、カード現物あれば問題ない。支店名も検索すりゃ出てくる。

 

★手順

まず、スマホに「マイナポータル」いう無料アプリケーションを落としておく。「スマホでログイン」する。ここで暗証番号とカード読み取りが必要になる。カード読み取りは、「金属製の机の上だとだめかもよ」とか書いてあったので、念のため分厚い本の上にカード(念のためカバーから出した)を置いて実行した。以降、何回か読み取りが発生するが、読み取りに失敗したのは一回だけだった。

ログインすると、一番でかく「特別定額給付金の申請」が出てくるので「申請はこちら」に進む。

あとは、言われるがままにやってくれ。

……いや、実際、そうなんだもんな。あ、あれだ、「カード読み取り」手順でアプリが「マイナポータル」に切り替わるけど、読み取ったらアプリいったん引っ込めて、スマホのホーム画面にもどって、ブラウザ(iPhoneならSafari)を選ぶ。「マイナポータル」の上に「Safariに戻る」とかあっても、それは押してはいけないらしい。そんなとこ。

で、登録が終わると、メールが来る。

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おい、添付ファイルが文字化けしてんぞ(macOS Catalina 10.15.4の「メール」)。

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ま、解凍したら日本語になったのだけれど。で、この中に申請内容の控えが3ファイルくらい入っている。いつまで経っても金が来なかったら、これをもとに問い合わせることになるのでとっておこう。

 

……というわけで、おれは「10万円欲しいです!」に手をあげた。入力内容に間違などなければいいのだが。で、10万円もらったらどうする? おれはこの話が出始めた最初の最初、「テレビ買い替える!」とか書いた覚えがあるけど、もうその余裕はねえな。貯金というか、生活費に溶かすことになるだろうな。それはそれでつまらんよな。「ノームコアの単勝に全額ぶち込む!」とかいう生き方ができていれば、それなりに楽しいのかもしれないが、そういう度胸がないものな。しょうもない。ああ、本当に。しかし、しょうもないおれにも10万円。あなたに10万、わたしに10万、10万ブルース。