今後、飲食店はどうなるのかな?

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写真はとくに関係ないイメージです

こんな記事が話題になっていた。

note.comイタリアンレストランを経営している方が、現状や今後の見通しから2店舗閉店するに至る話だ。言うまでもないけれど、このお店のことは存じ上げない。

ちょっと前にもこんな記事があった。

note.comこちらも、現状や今後の見通しからお店を閉店するに至る話だ。こちらの「豚組しゃぶ庵」については、国立新美術館に行く途中、「え、千円で和食ビュッフェ?」ということで何回か行ったような気がする。肝心のしゃぶは食べたことがない。

で、なんというか、このどちらもたいへんきちんとした考えをもって、ちゃんと飲食店を経営されてきた人たちなのだろうな、と思うわけである。そういう印象を受ける。それでもって、そんなふうにきちんと事業をやってきた賢い人が、「新型コロナウイルス禍はすぐには終わらないし、一過性じゃないかもしれないし、外食のスタイルも変わるかもしれないし、変わったら戻らないかもしれない」と考えたあたり、外食産業たいへんだなーと思ったりしたのだった。

というわけで、おれはべつに外食産業の経営のあり方とか、ウィズ・コロナの時代の外食スタイルの解決法とか、なんにもわからん。「思ったりしたのだった」というだけだ。なにせ、賢い人が撤退戦をしているのだ。反撃の機会や別の活路を探っているにしても。

それでもって、さらにおれは思ったのだった。ウイルスの流行というもので、人間が50年だか100年だか築いてきたスタイルというものが、あっけなく崩れてしまうものなのか、と。地震や台風で店舗が壊滅する、というのとはちょっと違う。もちろんそれはそれで大変なことなのだけれど、なんというのだろうか、外食産業みんなが直面するわけじゃん。これはさ。

となると、なんだろうか、隠れ家的バーとか、密になって宴会やパーティするような店とかなくなっていくのかな。ビュッフェや鍋はヤバさ強めだしな。大手チェーンのパーテーションで区切られた牛丼屋みたいな店ばかりになるのかな。それとも、ウーバーイーツの大渋滞か。こんなん、今回の新型コロナウイルスの始まりのころには想像もできなかった。

……って、まあ、これはどちらも東京の、ある種のスタイルの店の話二つであることを忘れてはいけない。岩手県のラーメン屋ではまた話は別だろう。あとはなんだろうね、「いやー参ったなー」ってとくに考えもなく参りながら、なんとなく耐え忍んでみたら、偶然生き残った、社会も以前に戻った、ラッキー、みたいな経営者だって出てくるかもしれない。なにが起こるかわからない。

というわけで、ちょっと自分の身の回りのコロナ話ではないけれど(そもそもほとんど外食というものをしない、というか金がないからできない)、ひょっとしたら、なんかウィズだかアフターの世界ではビフォーと大違いになるかもしれないので、書き留めておく。あと、「問題は"夜の街"だろ」という話もあるかもしれないが、それこそおれの知らない世界なので、そのあたりはまったくわからん。でも、あのダブルでいじられながら街を歩くホストの写真は後世に残したいよな。

以上。