かつおぶしとスープありがとうございます/お好み焼きに必要なもの

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十五日、かつおぶしとスープありがとうございました。……などと日本で一番有名な遺書(だよな)を真似する理由はないのでした。まことにお恵みありがたくちょうだいいたします。スープは職場での昼食にいただきます。

かつおぶしをお贈りいただいたのは、次の記事あってのことかと思います。

goldhead.hatenablog.com

そうです、私はお好み焼き生活に戻ったわけであります。お好み焼きにかつおぶし、いいじゃないですか。贅沢になります。

ここで、私の脳内におけるお好み焼きに必要な具材(水道水は除く)をならべてみましょう。

小麦粉>卵>キャベツ>お好みソース>(壁)>マヨネーズ>豚肉>山芋>きのこ類>その他野菜>かつおぶし>あおさ>紅しょうが>漬物>おからパウダー

まず、小麦粉を水で溶いたものを焼けばなんらかの食べ物になる。粉が食べられるようになるわけです。世界中でこれをベースになにか食べている人は多いはずです。

次に、卵。小麦粉に卵、これを焼けば、これもなんらかの食べ物のベースとして成立します。いくらか栄養もありそうです。

小麦粉、卵、キャベツとなったら、かなりお好み焼きが見えてきました。

……と、ここまで書いたものは理論上のもので、困窮や怠惰によってこのようなものを食べたことはありません。これ以下より、食べたことがある、というものになります。

では、ここからです。小麦粉を水と卵で溶いて、刻んだキャベツを入れてお好みソースをかけたらなんでしょうか。これはもうお好み焼きですね。これでお好み焼きになった。これなら何回も食べたことがある。頭の中には小麦粉・卵・キャベツ・ソースのメーターがまずあって、その在庫に気をかけて生きています。

そして、これは宗教論争になりかねないのですが、自分はマヨネーズがほしい派です。ちなみにマヨネーズは断固味の素派です。だんだん豪華です。

さらに、肉などのっけたらどうなりますか? お好み焼き度は上がる一方です。メキシコ産の豚肉やすいです。

さて、ここで生地に手を入れようという余裕が出てきます。山芋です。ふっくら仕上がります。おまけに、小麦粉の量を減らしても成形できるようになるので、炭水化物を減らすことができますね。

ここからは、だんだん贅沢の域です。きのこ類。2パックまとめて売られているぶなしめじとかでいいんですよ。なんか健康的な感じもする。舞茸など入れたらけっこうなごちそうということになりますね。

その他野菜というのは、やや扱いが難しく、たとえば不作などでキャベツの値段が一玉298円、398円となったときには、キャベツをやめて玉ねぎで代用することなどもあります。ここでは、キャベツ+αという意味で、コーンとか大葉とかそんなものを加えるのがいいでしょう。しょうがやにんにくなどで少し味を変えてみるのもいいでしょう。青ネギも忘れちゃいけないですね。あとは納豆などという飛び道具もありますが、野菜ではないですか。そうですか。

そしてようやく、上に振りかけるものが出てくる。贅沢品です。おもにあおさ(青のり……は高い)、かつおぶしとなりますが、これで見栄えが違ってきます。見栄えではあおさでしょうが、味に寄与するという意味でかつおぶしを上にとりたい。あおさは歯にはさまったりしますし。

さて、ここにきてサイドメニュー、というか付け合せというか、そういうものになります。味噌漬けや梅干しなども合うのですが、まあやはり紅しょうがが一番手となります。塩分的にも紅しょうががよいでしょうか。

で、さいごにおからパウダー。これは昨日から使い始めたので一応リストに入れておきます。おからパウダー、びっくりするほど粘り気が出ます。小麦粉を75gから50gにして、おからパウダーを25g加えてみたいのですが、あまりに粘るもので、これはクッキーの生地か(※クッキーを焼いたことはありません)ということになり、慌てて水を加えたくらいです。焼いてみても、「おから風味」というものもなく、なんの問題もありませんでした。とりあえず使いつづけてみようかと思います。

検索してみれば、「おからパウダーでお好み焼き」というようなリストも出てきますので、おからパウダー単独というのもいつか試す可能性もあります。ただ、お菓子作りなどではなく、晩ごはんなのですから失敗はゆるされないというところであります。しかし、自分の好むところを焼くのがお好み焼きですので、自由にやっていきたいと思う所存でございます。

 

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