お恵みものをいただきました。なにに対してかのお恵みものはわかりません。でも、ギフト用の包装であります。
ばーん、甚六さん。いや、ちがう、「ジャパニーズクラフトジンROKU」でございます。
ジャパニーズクラフトジン ROKU<六ジン(ロクジン)> サントリー
ジンっていいよな、というのは、酒を飲みはじめてからすぐに気づいたことであります。もちろん、安いジンです。具体的に言えば、韓国で造られたギルビーのジンであります。
おれは、なんとなく、「ビーフィーターとか、ボンベイ・サファイアとかより、スーパーで買えるギルビーズの方がうまいよな」とかいうところもありまして。
飲み方はもちろん、ストレートか、ロック。割ったりはしません。おれはハードリカーを割るのが好きではなく、それを割るのは牛乳を水で薄めるようなものだという信念があります。臓器に悪いですね。
で、「ROKU」であります。六種類の素材を使用しているということであります。
曰く、桜花、桜葉、煎茶、玉露、山椒、柚子。
煎茶、玉露、山椒、柚子についてはわかったとしましょう。では、桜花、桜葉とはなんでしょうか。
一般的に、桜餅などに用いられるサクラはオオシマザクラ(Cerasus speciosa)。まあ、たぶん、このジンに用いられているのもオオシマザクラなのだと推測します。
推測したからってなんなんだ。
このジンは美味しい。
ジンはうまい。このところ、なんかそう思うようになった。ヘイマンズ・オールド・トム・ジンの空き瓶を前にしてそう思う。ジン、うまいよな。そして、この甚六さんも相当においしい。
おれはスコッチ・ウイスキーを愛するものなのだけれど、ジンのスッキリした、それでいて原料の香りを与えてくれるところも、かなり愛するわけです。ジン、ジン、ジンなのです。なんか、暑くなってきて、ジンがいい。ジンをとりあえず確保しておきたい。ロックで飲みたい。そういうわけです。ジン、ジン、ジン。
自分がお酒を飲むはるか前のこのCM、サントリーじゃないですか。サントリー、ジン作ってきたんだな、と思わせます。
で、このジンの話は明日に続きます。ありがたい話が、続くのです。