インターネット・ショッピング

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ここ二ヶ月か三ヶ月かインターネットショッピングサイトの作成をやった。

最初はベイスだった。お高いんでしょ? いや、初期費用無料、月額費用無料で、売れたものから徴収するだけです。

でもって、すげえ簡単にできた。「え、これでいいの?」というレベルの早さ。個人がやるなら一番だろう。

最初からファンがいる個人、もしくはベイスのテイストにあった個人。発信力のある個人事業主なら、これが一番簡単で、ナイスだと思う。

でも、うちの会社の商品はベイスに合ってない。合ってないし、ベイスはやはり独立ショップだ。モールではない。客の流入が見込めない。

そこで、Yahoo!ショッピングへ出品を試みた。こちらは審査がなかなかに厳しい。会社の謄本やら、担当者(おれ)の免許やら、社会保険の支払いなんたらとかを写真に撮って送らねばならない。そこが第一関門。

まずそれをやってみた感想としては、Yahoo!ショッピングに出店している法人は、それなりに審査を経ているということだ。絶対に信用できる、とは言わないが、それなりの審査は経ている。

そのあとは、サイトの構築だ。これはもうアシストサービスなしにはできなかった。Chromeの機能拡張でやってくれる。Yahoo!ショッピングそのものインターフェイスで構築するのは、かなり面倒くさい。

そして、なんとか商品を並べて、送料だのプライバシーポリシーだのの設定(いくつもある)をして、開店の申請だ。申込みから開店の申請まで、だいたい一ヶ月以内に行う必要があるらしい。ともかく申請した。

申請したら、問題なく通った。開店だ。

開店したところで、ものが売れるかわからない。

個人利用者としてのおれの中では基本的に、ヨドバシ=AmazonAmazon販売、Amazon発送)=楽天(店による)というネットショッピングの図式があって、たまにメルカリとミンネが入ってくるくらいだ。Yahoo!ショッピングというのはない。

ないのに、やる。それはなぜか。それはYahoo!ショッピングが初期費用無料、月額基本料無料だからだ。審査は厳しいけれど、その点はベイスと同じだ。だから、Yahoo!でやってみた。楽天は高い。それだけだ。でも、高い楽天でやる店は、それなりに覚悟をもってやっているので、それなりの信用はできるかもしれない。

いずれにせよ、まあ、おれはもうだめだ。たぶん、ネットショッピングもだめだ。ぜんぶ終わる。コロナで早まった。会社は潰れる。無職になる。精神障害者のおれに再就職の道はない。働いて稼がなければ食うことができない。食うことができなければ飢えて死ぬ。それもまっとうな道というものだろう。すべてが冥い。