「究極のスナップシューター」GR IIIxを買った。スナップをシュートしに行こうと思っていたら、朝から雨が降っていたのでちょっと散歩するのはやめた。
しかし、競馬の最終レースが終わり、東スポを買いに行くとなると雨がやんでいた。
とりあえず、ポケットにGRをいれてちょっと離れたコンビニに向かった。
設定もなにもない、とにかく操作を知ること。
しかし、操作は難しかった。おれの手は「こどもみたい」と言われるくらい小さいのだが、それにしてもカメラが小さい。そこそこ大きいレンズ交換式のα65に慣れているので、どうにも小さい。
そんでもって、ADJ(露出補正)レバーに指がひっかかって、EVがすごいことになっていたりして、なにが起こったのかわからなかったりした。
40mm単焦点がどうかというと、これはとてもいい。あ、単焦点というのはズームとかできないということです。不便に思いますか? しかし、これがたまらなく心地よい。ズームを考える手間がかからない。見えたところ勝負。一発で決めるしかない。それが心地いい。
単焦点は楽しい。
しかしまあ、単焦点のコンデジに14万円。14万円あれば一ヶ月暮らせるかもしれない。しかし、人生が最悪に落ちぶれて一ヶ月生き延びてなにがあるというのか。
そんな一ヶ月に比べたら、一日でも写真を楽しく撮れるほうがいい。
べつにおれの撮る写真が他人から見ていいとかわるいとか、そういうのはべつにどうでもいいんだ。ただ、シャッター切ってるその瞬間が楽しい。
おれはまだ100枚ちょっとしか撮っていないけれど、GR IIIxは楽しいカメラだ。
楽しくて悪いことはない。
「GRユーザーに人気」というハイコントラスト白黒なども使ってみる。
こんなのも楽しい。
なんとなくそれらしく見える感じがある。
あえての粒感。
まあしかし、暗くなるのも早い季節で。
モノクロも楽しいな。
今度は電車に乗ってどこかに行こう。しかし、気になったのはバッテリー消耗のはやさ。コンビニに散歩行ってるだけで、あっという間に1/3になってしまう。これからの粘りが強いのか。しかし、ソニーのカメラの電池は「58%」とか具体的な数字で教えてくれたから、それはよかったな。まあもう、その予感は買った初日に設定いじってるだけであったので、すでに三つ予備の電池を揃えている。計四つ。純正品かどうかは言うまでもないだろう。これにiPhone用に持ち歩いているバッテリーを加えれば、一日中使えるだろうか。
ストラップは純正品がゆるゆるすぎたので、シリコンのストラップを買った。ちょっと邪魔かなと思ったが、やはり安心感が違う。おれにはストラップが必要だ。
まあ、そんなところ。イメージコントロールもいろいろあって楽しそうだし、とりあえずユーザー設定の三つを決めてみようか。楽しい、楽しい、買ってよかった。それがファーストインプレッション。
この本買って読んで役に立ったけど、もうちょっと深い設定のところも知りたい。まあ、ネットを漁ればあるだろうか。