メガネスーパーでレイバンのメガネ作ってみた感想

メガネの記事が話題になっていた。はてなの人間はメガネ者が多いのだろうか?

anond.hatelabo.jp

まあ、おれもメガネ者には違いない。一度、コンタクトレンズに挑戦したみたこともあるが、度数が合わなくて(そのときは「コンタクトよりメガネのほうが度数の刻みが細かい」みたいなこといわれた)あきらめた。

 

しかし、なんだ、もうメガネは顔の一部なのであって、メガネは好きである。とはいえ、高いメガネ、おしゃれなメガネには興味がない。興味がないというか、買えない。そのかわり、安いメガネをいくつか買って、ちょくちょく変えることによって長持ちさせている、という感じ。

 

で、おれはこの正月、メガネがほしくなった。具体的に「こういう形のメガネが欲しいな」と思った。度数に問題はない。一日中モニタ見る仕事なので、あえてちょっと弱め。

 

ただ、これでは免許の更新がちょっと不安だ。なので去年の一月、眼鏡市場でちゃんと度数を測って作った。ただ、仕事で使えないので、あえてのスポーツメガネ。クリップオンでサングラスになるやつ。これが閉店セールで3万円の2割引き。なおかつ、そのときは知るよしもなかったが、その後おれはちょこざっぷに通うようになり重宝している。

 

スポーツメガネといえば、ずっと昔にRUDY PROJECTのを作った。サイクリング用だ。

goldhead.hatenablog.com

ずいぶん高いものを買ったと思っていたが、3万円か。これもいまだに現役だ。

 

まあいい、おれは1月2日にメガネを買いにでかけた。正確には初詣の帰りだ。はじめてのメガネ屋に行こうと思った。それはマリナード地下街にあるメガネ屋で、非常に安い。そんなに安くていいのか、という店だった。初売りでレンズ込み2024円とかサイトにあった。が、2日は早すぎた。まだマリナード地下街全体が休みだった。

横浜・東京の格安メガネメガネアモ【公式サイト】

 

まあいいか、眼鏡市場に行ってみるか。おれがスポーツグラスを作ったところは閉店したが、目の前の店に移転した。イセザキモールだ。こちらは営業中。今ならおとくな福袋(という名前の割引チケット)ありますよ、とのこと。

 

で、フレームを探す。うーん、なんかな、なんか違うな。ないな。事前にサイトで見たときは、それらしきタイプもあったが、取り扱いがない。店員さんにも「こう、広めのウェリントンで上の部分が厚やつありますかね?」とか聞いてみたが、残念、なかった。

 

うーんどうしたものか。マリナード地下街が開くまで待つか? いや、目の前にメガネスーパーがある。行ってみるか。

 

メガネスーパー。メガネを買いに入ったことがあったろうか。よくわからない。おれがメガネをかけはじめたのは中学生のころで、和光とかで作っていた。あれ、ひょっとしたら十万とかしたんじゃないだろうか。というか、そのころはJINSとかZOFFとか眼鏡市場とかなかったんだよな。

 

しかし、大人になって貧乏になってみると、そういう店があって、そういう店を利用するようになったんだよな。だから、なんかメガネスーパーが抜けている。

 

で、メガネスーパー。メガネスーパーも候補にあがっていた。なんか視力検査がすごいよ、というのが売りらしい。「メガネスーパーで買うことになったら視力検査してもらうか」と思っていた。

 

そんで、フレーム見てると、「あ、これ、こういう感じ」というのがあった。価格は25,000円くらい。レイバンとある。レイバンか。レイバンねえ。なんかおれの世代からしてもおっさんくさいイメージはある。でも、こんなんほしかったからいいや。これください。

 

と、なったあと、レンズお選びの時間がはじまった。高級さで三段階、薄さで三段階だったか、九通りくらいレンズがある。高いのはフレームの二倍以上する。

 

……というか、レンズ込み値段じゃねえのかよ。いや、マジ、しまった、油断していた。焦る。が、ぜんぜん焦るそぶりをみせないようにした。「はい、はい」と説明を聞く。「今のメガネの見え具合に問題はなくて、なんとなく新しいのが欲しくなっただけで」。「ブルーライトのあれは、ちょっと仕事で色見る必要があるんでいらないです」。黒目の位置(仮のレンズに油性ペンで書いてみせてくれたのだが、「あ、レンズに!」と一瞬思ってしまった)も問題ない。この視力なら厚さも問題ない。ああ、じゃあ、「この一番安い8,000円のやつでいいす」。「ですよねえ」。

 

というわけで、ひょっとしたら2,024円のメガネを作るつもりが30,000円を超えてしまった。が、少しラッキーがあった。店員さんが、「いやあ、申し訳ないんですが」みたいにちょっと大きいな柔らかいサイコロを出してきた。「これを振っていただいて、出た目×1,000円が割り引きになります」とのこと。ええ、これはちょっとなかなかのギャンブルじゃねえか。「1は出るなよ」と祈りながら投げてみたら、「4」。4,000円引き。まあ、悪くねえんじゃねえのか。まあいいことにしよう。「お急ぎではありませんか?」というので「急いでいません」と、一週間後のお引取りで店を出た。

 

……はい、視力検査忘れてました。高いのに、売りなのに、「メガネなんとか士」がいる店なのに。ちゃんと視力検査したうえで、「ちょっと弱めに」って指定すればよかった。いやはや。

 

で、こんなのができました。これね、なんかね、掛け心地が違うね。引き取りのときかけてみて、「調整無しでいいじゃん」って思ったら、店員さんが「ちょっと左が浮いていますね」っていって微調整。そしたら、もうビタっとはまって、すごい固定感。固定しすぎじゃないかとすら思ったが、もうかけていてはまりぐあいが違う。これがメガネスーパーか、あるいはレイバンか。

 

で、おれのご尊顔がこういう感じになる。ツーブロックにこういうメガネ。どんな感じになりたかったのかというと、舐達麻のDELTA9KIDみたいになりたかったんだよな。

DELTA9KID - Google 検索

ただ、サラリーマンだからあそこまで髪を短くはできないし、刺青も入れられない。あ、ピアスはオーケーです。うーん、四十代も半ばのおっさんがなにを考えているのか。満足です。