G1はいちばん格上のレースだ。ただ、G1のなかでも自分の中での格というものが存在する。日本ダービーやジャパンカップ、有馬記念は最上級だ。近年のレースレベルと言われようが、天皇賞・春も高いほうだ。一方で、かなりの名馬を生み出しているが、自分の中で阪神JFの格は低い。阪神改修前と改修後の違いとか(今年は変則開催で京都だが)あるだろうが、おれはどうも昔のイメージが強い。昔のどの馬だ? と、問われると答えられないが。
して、今年の阪神JF。日本競馬史上初めて2歳馬が海外から遠征してきた。気になる馬である。しかし、鞍上のデットーリとともに微妙に人気している。これに食いつく気持ちにはなれない。
では、本命馬かというと、フォーエバーヤングの下であるブラウンラチェットということになる。が、この馬、前走440kgの軽量馬ながら、調教後馬体重でさらに10kg減らしていた。今回はさらに関東から関西への輸送がある。成長していく若駒の時期にこれはどうなのか。少し不安だ。これが一番人気となると蹴りたくもなる。
蹴ったところでどうしよう。おれは土曜日の夕方、YouTubeでキャプテン渡辺の目指せ100万円(的なタイトルの、テレビ東京の配信)を見ていた。ブラウンラチェットは当日のパドック見てからみたいな感じになっている。おれは当日パドックを見られない。別のところから入ろう。
ここで、すごく大雑把な富ちょいで気になるデータがあった。札幌の千八でデビューした馬の成績がいいという。理由などあるだろうか。あったとしても、今年は阪神でなく京都だ。でも、それに当てはまるのがテリオスララとアルマヴェローチェの二頭。悪くないあたりじゃないのか。
そしておれはアルマヴェローチェを本命にした。鞍上は岩田望来。三浦皇成の次にG1を勝てていないジョッキーだ。でも、まだ若い。そして、この阪神JFくらいの格のレースで初勝利というのはあるんじゃないのか、と思った。
馬券はアルマヴェローチェの単勝、馬連、そして三連複ボックス。
当日は出先のiPhoneで実況を見る。画面が小さいのでよくわからない。よくわからないが、実況がアルマヴェローチェ言ってる。外から伸びてきているのがそうなのか? そして、ビップデイジーの名前も呼ばれている。ビップデイジーは虎石の本命で相手に入れている。いいぞ、がんばれ、やったー。
というわけで、単勝と馬連おいしゅうございました。ただ、三連複を外した。テリオスララを切っていた。理由は鞍上がミルコ・デムーロだったから。しかし、先の札幌千八デビューを考えれば入れてよかった。これは後悔だ。でも、結構ついた。
阪神JF(G1) 結果・払戻 | 2024年12月8日 京都11R レース情報(JRA) - netkeiba
あと、裏の中山のメーンでクロジシジョー本命にして本線的中。クロジシジョーなんで人気しないんだ? しかし、ガビーズシスターの父アポロキングダムはすごいな。
と、重賞二つ当てて土日は勝ち……と、言いたいところだが、土曜がノーホーラで、さらに香港四競走全部はずしたのでややマイナス。海外競馬なんて当たらんから買わんでええのに、古い古い競馬ファンは海外の馬券が買えるだけで嬉しくなってしまうのでよくないよな。そんなところ、