シオランとセリーヌ、シオランとペソア(シオラン『カイエ』を読み終わる-01)

カイエ 1957‐1972 作者: シオラン,Cioran,金井裕 出版社/メーカー: 法政大学出版局 発売日: 2006/09/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (7件) を見る シオランは1911年に(望まなくして)生まれ、1995年に死んだ。セリーヌは1894年に生まれ、1961年…

仕事のハードルが高くなったのではない、おれのジャンプ力が弱まっているのだ

このところ、酒が翌日に残るようになった。二日酔いといっていいのかどうかしらん。しらんが、色白なおれの顔に少し赤みがさし、目は少し充血している。頭痛であるとか、あるいは普通に酔っぱらっているという感覚はないが、少しふわふわしているような気は…

【お恵み】ビール詰め合わせありがとうございです【ごくごく】

世界のビール詰め合わせお贈りいただきました。ありがとうごぜえやす。 まだ寒いのにビール? ドレハー(イタリア)。ほのかな香り、のどごしのよさ、飲みごたえもあって、何杯もいきたい感じ。 pic.twitter.com/brKzC0d5vA— 黄金頭 (@goldhead) 2019年3月3…

メイショウテンゲンが弥生賞勝ちおった

年度末の多忙、仕事をいくつか抱え込み、休日出勤待ったなし。本来なら土曜日に出て日曜日休み……というところ、金曜日のおれは「もうやばい」ということに気づいていて、案の定、土曜日は鉛様麻痺と酷い倦怠感。ただ、その解決策としてジプレキサ(オランザ…

おれがその件について触れたくないということについて

おれはその件について触れたくないのである。たとえ5クリックであれ10クリックであれ、拡散したくないからなのである。「君、それはやっぱりパンツでしょう」と言われれば、確かにパンツとしか言いようがないからである。おれはそのことを知っているので、石…

自由であること、自動であること

夜、雨が降るとは知らなかった。テレビの天気予報も見ないが、携帯端末で天気を調べもしない。朝は自転車、帰りは徒歩。 とぼとぼ徒歩とぼとぼ、背中のTIMBUK2のバックパックには900mlの泡盛と半額シール付き酢豚1パック。さす傘は、たとえ晴天でもバッグに…

新聞紙の薄っぺらさよ-『異教の隣人』を読む

異教の隣人 作者: 釈徹宗,細川貂々,毎日新聞「異教の隣人」取材班 出版社/メーカー: 晶文社 発売日: 2018/10/26 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 『不干斎ハビアン』の著者である釈徹宗が、日本に住むいろいろの異教徒と対話するのだから、これ…

セブンのジェネリックで二郎の階段登る

月曜日。朝から二日酔い……ならまだいい。前夜というか、午前三時過ぎまで焼酎を飲み続けていたので、酒が抜けていない、というのが正確なところだった。不思議なことに、これが朝どころか昼間、夕方とつづいたのだから少々薄気味悪い。脳内で快楽物質を放出…

映画『二十六夜待ち』を観る

二十六夜待ち 発売日: 2018/06/06 メディア: Prime Video この商品を含むブログを見る 井浦新というと、おれのなかで「一翻つく」役者である。ドラでも赤五か花牌という具合である。麻雀をわからぬ人に説明すれば……面倒だからしない。ともかく、出ているだけ…

『知性は死なない』が……?

知性は死なない 平成の鬱をこえて 作者: 與那覇潤 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2018/04/06 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (8件) を見る 双極性障害を患わった知識人である著者による平成回顧である。おれはおれ自身が双極性障害(II型)であ…