栄光の旗は はるかに遠く

goldhead2004-09-15

 辛口の大本営発表http://www.chugoku-np.co.jp/Carp/Cw04091501.html

成績が振るわぬ状況での慰留について、松田オーナーは「球界が混迷を極める中、現場を一番信頼できる人に託したかった。監督にとっては、つらい選択だと思う。ファンからは批判もあるだろうが、理解していただきたい」と話した。

 これはまったく意味がわからない。山本浩二が「球界での人脈と人望もある」ならば、フロントとして球界の混迷に対処するのが適材適所でしょうに。それともなんだ、新しい監督は、現場でいきなり挙兵したりするのか? そういう時は、信頼できる人間を一人忍び込ませておけばいいんだ。「俺を討てる者があるか!」「ここに…(以下略)
 野球ではよく‘ピンチの後にチャンスあり’なんていうけれど、この混迷はカープが(ひいては日本球界が)生まれ変わるチャンスでもあるはずだ。消滅の危機ともなれば、ここ数年の低迷に離れていた広島のファンだって気に掛けるはず。そこで、何かのムーブメントを起こせば、再び広島が盛り上がるかもしれない。今重視すべきは、球界内の内輪話じゃなく、現場であり、ファンだ。今回の再編を「松田カープ」が乗り切ったとしても、その後ファンにそっぽを向かれてしまっては元も子もない。今までと同じ乞食根性で読売様に頼ろうとしても、そんなものは頼れなくなる。
 こんな風にぐだぐだ日記を書くのも、自分がカープファンだからだけど、はっきりいって応援しようという熱意みたいなものはどんどん減っている。そして、そんなカープファンは決して少数派ではないと思うのだ。