ミョウガタケを食う

 スーパーでミョウガタケなるものを発見。一パック100円の安さ。見たところ、ミョウガをしゅるしゅるとアスパラガスくらいの長さまで伸ばしたもののよう。安くてよく知らない食材はとりあえず買うことにしているので、これもゲット。
 さあ、どうやって料理しよう……と、考えることはほとんどない。ここのところ9割以上の晩飯はお好み焼きなので、刻んでお好み焼きに入れるまでである。と、言いつつも、ミョウガだって生で食うものであって、とりあえず刻んだところで口に入れてみれば、「味や香りをすっごい薄めたミョウガ」としか言いようがなかった。ちなみに、ミョウガだってお好み焼きにぶち込んで食います。一応、検索してみよう。農林水産研究ライブラリなどというものがひっかかった。

ミョウガタケは、紅色の美しさと香りを楽しむ野菜である。 ミュウガタケ栽培は株を掘り上げて軟化床に伏せ込み、 自然光で紅付けを行っている。この紅付けは、自然条件に左右され、 個人差が大きく、これが生産拡大を困難にしている。このような篤農的技術を標準化するために、 紅色の発色に最も有効な蛍光灯の種類、照明時期、 並びに照明時間について検討した。

http://www.affrc.go.jp/ja/research/seika/data_tnaes/h05/tnaes93130

 「ミュウガタケ」て。まあそんなtypoはどうでもいいや、「篤農的技術」ってなんぞね? と、「篤農」ではてなキーワードがあったか。ふーん、そういうことか。と、すると、100円で買ったこれ、内心「伸びすぎたのを売ってるんじゃないのか」などと思いもしたが、「篤農的技術」もしくは蛍光灯を利用した科学技術(?)によるしろもの、価格的におそらく後者のようであった。
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 ここのところのお好み焼き。もう、なにか奇をてらったようなものは作らない。肅々と旬の野菜くらいを混ぜて焼くのみ。最近で「これはあり」と思ったのは、春キャベツと菜の花を入れたもので、なにか非常に女性向き料理雑誌の春号特集っぽい見た目、そして味になって満足であった。ふきのとうをぶち込んでみたが、こちらはイマイチであった。