ある種の写真をたくさん使った書籍のひさしぶりの改訂のようなもので、何千枚かの画像をどうにかしたりというなにかをしているが、前のものを使う場合もあって、そのepsのフォルダなど開けてみれば作成日が2000年7月25日だとかそんなのだったりするわけである。そもそもデジタルデータなので劣化しないし、専門の業者がスキャンして印刷屋が印刷用に調整したものであって、質的にも11年経とうが十分なものであって、この11年の間にPhotoshopがどれだけ進歩しようがこのあたりはなんというか、べつにどうもというところである。一方で、画像は全部データベースにぶち込んでの(半)自動面付けとか、使うアプリケーションがinDesignだったりとか、11年前の拡張子なしのQuarkExpressとはかなり違っている部分もある。さらにいえば、元写真のデータの多くがそもそもデジタルカメラで撮影されたものが多くなり、場合によってはスキャンもそこらの家電店で売ってるフラットベッド機を使用することなどあって、その分いろいろの作業が内製的なことになって、その分いろいろの業種が不要になっているわけなのだが、その分いろいろ楽になったかというと、やはり内製する以上は自分でやらなければいけないことが増えたというような面もある。技術革新によって人間が不要になること、労働が分かち合うことなくなること、いろいろの偏りなど、考えることは多いが、まあよくわからないことばかりだし、そもそもそんな再配分だのなんだのを考えるだけの余裕があるかというとないような気もする。有機事者必有機心、柏樹子の話に賊機あり、メーデー、メーデー、メーデー。おまけに昨日今日の馬券はひどかった。2着までに入ってほしい馬が3着になり、3着まででいい馬が4着になる。これが土曜日の傾向で、こういうときはひとつの違いで大儲けと日曜にアジャスト(競艇的な意味で)しなかったのが間違いのもと。あと、たぶん俺は11年前は絶賛ニート中だったので、上の方でさも11年前を知っているような書き方をしているのは少しおかしいかもしれない。そのくらいのウソは平気でつく。注意されたい。