薬まちがえ目が回る

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会社に着いてから目が回る。なにかの比喩ではなく、目が回るのである。もっと正確にいうと頭がクラクラするというか、そういう状態が続いているのである。眠いわけではない。

と、ここでなんとなくこの感覚に覚えがあるな、と思ったわけで、それは薬の飲み間違いだ。朝、アロチノロール塩酸塩(期外収縮対策)と間違えて、抗精神病薬睡眠薬を飲んでしまったのではないか、と。前に、そういうことがあって、道を歩いていて本当に世界がグルングルン回って困ったことがあった。

しかし、考えてみると、自分はこんなに強烈な薬を飲んでいるのか。寝る前に。寝る前だから問題ない。でも、昼飲むとクラクラのグルングルンなのだ。いやはや。とはいえ、これで自我を構築しているのだから、それでいいということだ。おれはそう思う。そう思わない人は、薬を忌避してちゃんとした認知行動療法に行ったり、ちゃんとしていない水素水に行ったりするのだろう。まあ、みんな勝手にしろ。以上、クラクラしながら。

……つーか、これが明日も続くようならなんかの病気だから病院行きだな。面倒だ。