ハイセイコー記念(大井)予想

 今朝、週末のことを考えながらシャワーを浴びていたら、今日を金曜日と勘違いしてしまった。あらためて木曜日だとわかり、がっくりした次第。そして、今年のハイセイコー記念について、自分はもっと大きな勘違いをしていたのだ。それは「早くもエスプリフェザントシーチャリオットが激突」というもの。どこでどう勘違いしたんだろうね、しかし。
 ご存じエスプリフェザントといえば、デビュー戦で二着を二秒七ちぎり、二戦目の重賞で二着を二秒六ちぎった馬。楽勝も楽勝、笑ってしまうほどの大楽勝だった。そして、今回もよほどのアクシデント(正門前のハイセイコー像に魂が宿って馬場を激走、など)がない限り勝つだろう。
 問題は二着と三着だ。ここは一つ、ガイアヘッドを相手本線にとってみたい。前々走はエスプリに喧嘩を売って六着、前走はシーチャリオットにちぎられて七着。このろくでもない二頭と戦ってきた経験が生きてこよう。そもそも、デビュー一戦で中央転厩、一戦して出戻りと慌ただしい経歴の馬。逆に、それだけの素質があると見込まれてのことだろう。今回はデビュー戦勝利以来の大井に戻り、二着狙いの競馬に徹することもできよう。三着は手広く流してみたい。
 そういえば、今日は11月11日だ。今でも覚えている、というか記念馬券も持っているが、平成11年11月11日、大井競馬の第11競走は11番の馬が勝利した。鞍上は的場文男で、断然の1番人気だった。俺は「競馬は全て主催者側にコントロールされている」というオカルト的な考えは持たないが、「平成11年11月11日の第11競走の11番枠にちょっと勝ちそうな馬を入れてみるか」くらいのコントールはあってもおかしくはないかな、と思う。

ハイセイコー記念結果:エスプリフェザントは最下位に破れた。今、ライブ映像を見終えたばかりだから何も言えないが、故障か何かの可能性もある。しかし、だ、あまりにも酷い騎乗だったと思う。出遅れ気味でハナは切れず、だからといって控える競馬を教える風でもなく、無意味に大外を回って上がっていって、逃げたガイアヘッドに競り掛けて、四角では手が動き始める始末。その後、全馬に抜かれた後も鞭を入れていたが、あれってなんか調教としての意味でもあるのだろうか。これでシーチャリオットエスプリフェザントという夢の無敗対決が無くなり、とりあえず残念だ。……ってまあ、今の時期の南関東の二歳馬に‘夢の対決’も大仰だとは思うけれど。ああ、とっとと帰ろう。