スーパージーン、引退

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腱鞘炎、屈腱炎と闘いながら13ヶ月の長期休養から復活をとげ、今年の新潟記念を勝ったスーパージーン栗東坂口正則厩舎)は明日20日付けで競走馬登録を抹消することになった。

 ギャー、これはショックだ。今年の有馬記念の本命だったのに。……というのは言い過ぎにしても、かなり贔屓にしてる馬だったのはたしかだ。いや、有馬で本命というのも半ば本気だったのに。
 うーん、キングカメハメハみたいな超一流馬から、レニングラードスーパージーンくらいの一級馬まで、故障多すぎ。個々の馬の体質もあるし、いろいろな要因あってのことと思う。が、どうもあのパンパンの高速馬場ってのは脚に悪そうに見える。ヨーロッパのように深い芝にすれば故障が減るのか、残念ながら知識もデータもないのだけれど、素人としてはそう思えてしまうのだ。
 日本競馬はそのスピード(タイム)を拠り所として、競馬のレベルを世界に示そうとしてきたという。けど、もしそのスピードが原因で脚をやってしまう馬が多いなら、もういいんじゃねえのかと。サンデーサイレンスの血を世界に還元できるくらい血統レベルは上がり、日本調教馬が世界の舞台で活躍することだってある。高速馬場が全ての原因だなんて言うだけの根拠もないが、外国馬開放もあることだし、ここらあたり変革のしどころではないのか、と言ってみたい。
 しかし、スーパージーンは結局自らのジーンを残すことはできなかったか。新潟競馬場で、ということは誘導馬だろうか。見栄えする馬だし。いや、誘導馬だったら誘導馬と書かれるか。いずれにせよ、新潟で務めを終えたら、根岸の山のトウショウファルコの隣にでも来い。散歩がてら会いに行ってやるぞ。