ナリタセンチュリー次走は柴田善臣

http://www.sanspo.com/keiba/top/ke200411/ke2004111903.html

「行きたがるのはいつも。いい感じです。二千だとどうしても追走に苦しむので、距離延長はプラス」と藤沢則調教師。柴田善騎手との新コンビが決まり、「東京を知り尽くしている関東のNO・1ジョッキー。安心して任せます」と笑顔。

 ナリタセンチュリーは、秋の天皇賞で本命にした馬。そして、鞍上は田島裕和であった。田島といえば下の日記にあるように、ナリタセンチュリーを生きがいにしている男である(下の騎乗変更は春の件)。
http://www1.odn.ne.jp/~tajihiro/diary3.htm

 昨年からいろいろあって悩み、ナリタセンチュリーでの騎乗を生きがいに思って頑張っていた時の突然天皇賞での騎手変更、本当に辛かったです。

 まさに笑顔の陰に涙あり、である。正直言って、秋の天皇賞での田島の騎乗はもうちょっとどうにかならんもんかと思ったものだし、「田島さん可哀想!藤沢則師ひどい!」と言うつもりはない。ただ、当人のサイトを見たりしていると(戻るボタンを押すたびに「またきて下さい!」と出るサイトは他に知らない)、やっぱちょっと可哀想だな、と思わなくもないのだ。ただ、可哀想と思われるのはプロとして恥だろうし、中堅騎手には厳しい時代だろうけど、ここらあたり結果を出していくしかなかろう。
 それにしても、乗り代わるのが柴田善。確かに関東ナンバーワンだろう。けど、乗り代わりで一発ってイメージが湧いてこない。例えば外国人ジョッキーや地方系のジョッキーだったらまだすんなり納得できるんだが。レニングラード引退でぽっかり空いちゃったからなぁ。一頭の馬の引退が、関係ない男に悔し涙を流させる。この玉突きもまた競馬の運命なのか。