三日前から三夜続けて夢を見た。最近夢を見ること自体少なくなっており、ちょっと珍しいことなので内容を控えておく。
- 刺身を食べる話
- 冠婚葬祭いずれかはわからぬが親戚の集まり。料理屋の細長い和室に料理が並ぶ。そのほとんどが刺身で、私はひたすら刺身を食べた。食い飽きてしまった他の人の分まで食べた。机の端の分まで食べてしまい、ふと横を見ると食器を下げる仲居さんが食い残された刺身のツマを手づかみで食べていた。
- 明晰夢を指摘された話
- 鎌倉の実家でテレビを見ていた。自分用の座椅子にいつものように座っていた母が「これは夢よ」という。私は部屋を見渡し、窓の外を見て、いったいどこが夢なのか理解できない。「この家はもう無くなったのよ」と母が言い、私は今住んでいる山手の亜パートのことを思い出す。しかし、どうやって夢を覚ましていいかわからないほどの光景がそこにはあり、俺はどうしていいのか困ってしまう。
- 老芸術家が近親相姦をする話
「他人から聞かされる夢の物語くらい、退屈なものはない」。私も私の夢を読み返して面白いとも思わない。しかし、書く人が書けば夢の話というのはなかなか面白いもので、澁澤龍彦がコレクトした『言葉の標本函 夢のかたち』(ASIN:4309406130)あたりはなかなか楽しめたものだった。
覚え書き:右上のgifアニメが微妙に左右に揺れているのは、IllustratorからImageReadyへいい加減なやり方で持ってきたから。枠となる透明のボックスを作ってコピペすれば、ブレは無くなるだろう。