桜木町へ行ったらちょうど昼の中休み。迎えた最初のレースは新馬戦。パドック映像を見て7、8、9、10の馬がよく見えたので、その三連複ボックス購入。うまいこと来てくれて五千円ついた。百円しか買っていなかったけど。次の新馬戦には失敗(ペリエのゴールドサリーという馬から買った)して、東京の準メーンと三競馬場の三重賞を買って帰った。
東京の準メーンはダート二千百メートルの金蹄ステークス。前走芝の一叩きでそれなりの走りを見せたタイキダイナスティ岡部から。ところがなんか大荒れ模様。きちっと二着確保の内田博幸は流石だな。
時系列を無視して東京メーン。ストーミーカフェとニシノドコマデモが人気する中、裏をかいて東京得意のダイワアプセット本命。オッズから単勝多めに、人気二頭と内田博の馬に馬連流し。レースはニシノドコマデモ出遅れ、ストーミー好スタート。直線入っても寄せつけない強さは斤量58kgで見事。井崎脩五郎の示唆した「エリモジョージみたいに気性難の馬は斤量が重いとかえって落ち着いて結果を出した」は興味深い。だけど、わざわざハンデ志願もありえない。果たしてクラシックでどうなることやら。俺は皐月賞でなく東京優駿で買いたい気がしたけれど、今年はロケットブースター付きみたいなのも後ろに一頭出てくるからな。ニシノは出遅れすぎか。ダイワは健闘したけど何と予後不良。お前の母親はファシグティプトンのセールで最高値の馬で、俺はペーパーオーナーになっていた。親子二代でありがとう、お疲れさま。
京都メーンはシルクロードステークス。これはプレシャスカフェの頭で固いと思った。オッズ見ると馬単けっこう割れてる模様。少々多めの七点に流したらちゃんと引っ掛かって的中。プレシャスは脚もあって休みがちで鉄砲勝ちの多い馬だけど、順調に来た次走はどうなることやら。小倉から転戦の関東馬トップパシコは「賞金的にこのレースに使えるかどうか分からないので追い切りを控えた」と泣きが入っていたけれど、こういう不利のある馬こそ買い、が清水成駿の教え。本線にしていたけどちょっと惜しかった。
で、問題は小倉大賞典。俺は珍しく三連単フォーメーションに手を出した。一着のところにメイショウカイドウとエイシンチャンプ、二着のところにメイショウカイドウとエイシンチャンプとマヤノシャドーとセフティーエンペラ、三着のところにマヤノシャドーとセフティーエンペラ。俺の脳内計算と脳内樹形図では「12点買い」のはずだが、なぜか8点でホクホク。しかし結果にガクガク。メイショウ→セフティー→エイシンだって。どんなに馬券を見つめても、当たりの経路は見つからない。三つのうち二つ獲れば万々歳のはずが、この馬券のせいでどうもしょんぼり。一日トータルでも十分だったんだけどなぁ。詰めが甘い。ちなみに三着にメイショウとエイシンを入れたら何通りになるのか、どうせ外れるから計算しない。俺は誇張抜きで泣くほど算数が嫌いなんだ。