ダイオライト記念(船橋)

 一枠二枠に高崎の馬が入った。タワリングドリームサンクスメモリー。今はもう無くなってしまった競馬場の馬だ。もう地方競馬の閉鎖が大きなニュースにはならなくなって、俺もちょっと前ほど強い関心が無くなったのも事実だ。せめて、北関東が最後と願うばかりだ。
 さて、ダイオライト記念。充実した中央のダート路線を象徴するように、強力なのがやって来た。特に、地方長距離ダートで実績十分で、ジャパンカップダートまでかっさらったタイムパラドックスの登場だ。前走フェブラリーステークスで本命にして、結果的に馬券にはならなかったけど、あの距離でも好走だ。「そうはいかないのが競馬」という発想以外で、ちょっとこの馬を外して馬券を買う気はしない。実績からいえば、東京大賞典で本命にしてしまったパーソナルラッシュ。建て直しができてないと見て無視。となると、距離に不安あってもヒシアトラスを取ろう。
 対する地方勢は一枚、二枚落ち。活きのいいモエレトレジャーに期待してみるくらい。というわけで、馬券はタイム一着固定でヒシとモエレ。あと、モエレとタイムの馬複。この三点で。
 結果:パーソナルラッシュゆしょー!!……でした。ここ船橋の地で復活ですか。よかったですね。アンカツさんもうまく乗ったんでしょう。この馬とは相性が悪い。そう思います。まあ、これでますます中央ダート路線は盛り上がりますか。
 そういや、船橋の大将は砂漠の国で元気そう(http://www.nikkansports.com/ns/horseracing/p-hr-tp0-050316-0003.html)。無事帰ってきて、中央の連中をひねってやってもらいたいものです。って、アジュディミツオーを大賞典で本命にしなかったのが、ノドに引っ掛かった小骨のような後悔になっているのです。