船橋の馬房から月と砂漠の国へ旅立った一頭の馬について

http://www.nikkansports.com/ns/horseracing/p-hr-tp0-050225-0001.html

3月26日UAEドバイで行われるドバイワールドC(国際G1、ダート2000メートル)に出走するアジュディミツオー(牡4、船橋・川島正)が、現地時間24日午前5時にドバイに到着した。

 たったこれだけの記事だが、なんと大きなニュースだろう。しかるに、関東版だろうとは思うけれど、NHKの八時四十五分あたりのニュースでも取り上げられていたくらいだ。ちゃんとアジュディミツオーの前での川島正行調教師のインタビューから、船橋で調整する様子、飛行機に乗り込む様子まで、だ。ちゃんとNHKが取り上げてくれるとは大したもの。ありがとうNHK、だけど馬主は「ばぬし」じゃなく「うまぬし」と読んでくれNHK。しかし、馬主の読み方はいいとして、アジュディミツオーという名前も言いにくそうだったな、アナウンサー。けど、それは仕方ない。こういっちゃなんだが、この名前の方が悪いと言わざるをえない。由来も何もなく、単に馬の父親と馬主の父親のを繋げたような名前だ(http://www.mx-tckfan.com/kayoko_mituo/main.htmlより。ここにはアジュディミツオーのどうでもいいような情報まで載っていて面白い。「ミツオーは牝馬よりも牡馬が好きなんだって」って、ホモ疑惑まで)。まあ、そんな名前だからこそ、地方代表という気がしないでもないけれど。
 まあ、とにかく無事走って来い。世界に船橋を、南関東競馬を、地方競馬をアピールしてやれ。クソ寒い東京大賞典を生で見ていて馬券を外した俺が言うんだから間違いない。お前にはそれができるはずだ。