宮藤官九郎をちょっとだけ見た

 TOKIOのやっているメントレG、なんかスタジオでのトークと食べたい物の当てっこをする、というだけは知っている番組。昨夜チャンネルを回していたら、クドカンがゲストだったのでしばらく見ることにした。まずは、阿部サダヲをボーカルとして、本人がギターを努めるバンドのライブ映像。曲は「竹内力」。「力、力、竹内力」との連呼で、二番は「哀川翔」、三番は「大杉漣」、〆は「白竜」だというのだからふざけた話。しかし、このテイストはほとんど猛毒そのものじゃないですか。そういえば、池袋ウエストゲートパークでの川崎麻世島田洋七、洋八なんかのチョイスも猛毒に通ずるものがある。そこら辺、俺が一気にIWGP好きになってしまった理由の一つかもしれない。
 そうだ、もちろんそこに長瀬智也が居るのだから、その話にもなった。IWGPの効果音なんかが出るものだから、てっきりTBSの番組かと勘違いし、この出演も「タイガー&ドラゴン」の番宣かな、と思ったくらいだ。正解は、『真夜中の弥次さん喜多さん』の方でしたね。主役の片方が不祥事でテレビに出られない分、監督も頑張らなきゃ、か。『真夜中の〜』はしりあがり寿の原作を途中まで持っていて、映画の方も実に観てみたいのだけれど、今のところその予定はない。残念。
 しかし、『池袋〜』は原作を読み終わらずに脚本を書き始めたという。こないだの深夜再放送で初めて観た自分としては、こんな話も初耳だ。けど、確かに初回の殺人シーンと後にわかる犯人の違和感も納得。書いてる本人が犯人知らないというか、決めてなかったんだもんな。いやはや。あと、主人公の着メロ「Born to be wild」は、長瀬君が歌番組で熱唱してるのに着想を得たとか。うーん、しかし、今さらながらこういう話題を見られるとはラッキーだ。なんか、この番組でちょっとBGMとか聴くだけでもドキドキするもんな、『池袋〜』。ここまでハマったドラマは少ないな。他に挙げるとすれば『新選組!』くらいか? む、どっちもジャニーズが主演だな。とすると俺はジャニーズ好きなんだろうか? 考えてみると、事務所とマスコミの関係なんかは嫌いだけれど、個々のキャラたちに悪印象はないな。むしろ好感を持ってるくらいだ。けどまあ、別にそれほど好きってわけでもないか。要は役柄やなんかとマッチするかどうかだな。
 話がジャニーズに逸れた。けど、最後の食べ物のコーナーについては特に感想もないか。しかし、じっくり見たのは初めてだけれど、「食わず嫌い王」ほどの心理戦にもなっていない感じで、まあトークとグルメ情報と思えばいいのだろうけど、まあ、別にいいか。