指揮官は抗議することをしなかった

http://www.nikkansports.com/ns/baseball/p-bb-tp0-050403-0010.html

ローズの中飛で三塁走者の二岡がタッチをかいくぐり生還したように見えるが、アウトの判定。同点機を逸した。しかし、指揮官は抗議することをしなかった。

 この場面には非常に違和感を覚えた。開幕戦のラロッカのホームランより、ずっと抗議をするべきタイミングじゃないかと。俺はカープファンだからこのクロスプレイについて、実にありがたい判定だったと思う。救われたとも思う。それくらいセーフくさかった。それなのに、敵の指揮官である堀内はベンチでニヤニヤするばかり。「言うのが嫌になってきた」では、打点のかかったローズも、得点のかかった二岡も、勝ち星がかかった投手陣が救われないでしょう。
 開幕二連敗した後だから言うわけではないけれど、今年の巨人もあまり絶対的な戦力という気はしない。なにせ、チームがバラバラだからだ。清原一人とってもそうだ。そしてなにより、堀内の人望の無さだ。他のチームの監督を悪く言うのもすすまないけれど、これほど人望の無さそうな監督も珍しいと思う。現中日の川相昌弘だってこんなことを言っている。
http://www.ninomiyasports.com/xoops/modules/news/article.php?storyid=3118

二宮:確かにそうですね。堀内監督は自分だけがいい役になって、選手やコーチを悪者扱いにする。そんなニュアンスがあったな。
川相:新聞やスポーツ番組を見た限りでは、そういう印象を受けますよね。
二宮:川相さんが堀内監督のことを嫌いだと言う理由がよくわかりましたよ(笑)。
川相:いえいえ、ちょっと待ってください。僕は嫌いだなんて一言も言っていませんよ(笑)。

 二宮清純が誘導気味という感じもするけれど、けっこう手厳しい。そして、やはり怖いのは上の記事でも紹介されている落合監督のような指揮官だろう。一方で我がカープの指揮官は、もうなんというか、カープとどろどろに一体化しすぎていて、ちょっとドライさが足りないかな、とも思う。
 そうだ、せっかく開幕二連勝したカープの話。いろいろあるけれど、まあ、先は長い。とりあえず、久々に鯉の季節までは楽しませてくれ。できればその先も楽しませてくれ。なあ。

翌日追記:なぜ「二宮」のキーワードでアクセスする人が多いのだろう。二宮町で何があったのかな、とか思った。きっとジャニーズの人なのですね。言われてみれば顔が思い浮かぶな、二宮清純とは全く違った顔が。いやはや。