アメリカ競馬ファンへのささやかなお返し

http://www.nikkansports.com/ns/horseracing/f-hr-tp0-050704-0009.html

日本から参戦したシーザリオ(牝3、栗東・角居)が日米オークス制覇を達成した。

 土曜日の内外タイムス(ちゃんとアメリカまで取材に行ったのだ、えらい)の一面にケント・デザーモのインタビューが載っていて、「シーザリオが勝つよ」なんて言っていた。同じ調教師のディアデラノビアにこのレースを勧めたのはデザーモで、これもリップサービスかなぁと思っていたら、なんとまあ圧勝とのこと。こちら(http://www5a.biglobe.ne.jp/~royce/horse.htm)のサイトの画像でも確かに結構な差がついている。オークスは後方からのブッコ抜きという結果だったけれど、そつなく先行できる馬だものな、小回りのアメリカもオーケーってことか。
 それにしてもまあ、スペシャルウィークの子っていうのがいい。言うまでもなくサンデーサイレンスの孫だ。アメリ競馬ファンに、ちゃんとサンデーの子のさらに子まで日本で活躍してるぜって教えてやれたんじゃないだろうか。いや、日本で、なんてもんじゃないぜ、と。そうだ、まだ足りない。サンデーの子や孫に世界を席巻してもらいたい。シャトル種牡馬の子でもいいけれど、できることなら日本調教馬がいい。日本は名馬が来るに値する国だって安心させてやれ(いや、問題点もあるけどね)。
 というわけで、これは日本からアメリカへのささやかなお返しということにしよう。まだ行け、どんどん行け、テレグノシスもヨーロッパでもう一花咲かせろ。……こうも日本馬の海外遠征を応援するのは、自分の馬券の悩みとは関係ないところの話だから、というのは内緒だけどな。