週刊Gallopを買った

 いつ以来かギャロップを買った。コンビニ二軒行って売り切れで、三軒目でようやく見つけた。これは紛れもなくディープインパクト効果だろう。この俺が六百円の身銭を切って買おうというのだから、きっとそうだ。いいぞ、ちくしょう。
 しかしまあ、パラパラめくってもディープインパクトのことばかりだ。まあ、仕方ない。何せ無敗の三冠馬の可能性ってのはなかなかあるもんじゃない。大いに盛り上がり結構。それに、ライバルに欠けるというのもある。一番可能性のあったインティライミがいなくなったり、これはもう仕方ない。もしもディープクラスの馬がもう一頭居たりしたら、トウショウボーイテンポイント、あるいはサンデーサイレンスイージーゴアーみたいに今後百年語り継がれる勝負となったろうが、確率的にそれはなかなか難しい。
 こうなると、楽しみはヒモ荒れくらいだ。どれ、穴になりそうな馬は……、ヤマトスプリンター? スプリンターが菊花賞? しかし、アンバーシャダイの肌にマヤノトップガンときている。うーん、穴と言うには穴過ぎるのか。しかし、この名前はなんだろう。この血統に反してスピードを持ってくれ、という願いだろうか。俺は変な名前が嫌いじゃないが、セトステイヤーとかナリタオンザターフとかニゲサセテとか見ると、どうするんだよ、という気になる。まあ、裏をかかれても面白いけれどさ。
 ともかく、せっかく買ったんで六百円とは言わず、千二百円分くらいは読み込もう。ギャロップくらい毎週買いたいものなのだがなぁ。